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テーブルプランツのデメリットは?カビ対策は必要?長持ちさせるコツを解説!

テーブルプランツのデメリット その他の観葉植物

土を使わず、室内でも清潔に管理できると人気の「テーブルプランツ」。

今回は、筆者が実際にテーブルプランツを育ててみて感じたデメリット、管理のコツなどをまとめてみました。

テーブルプランツの購入をご検討中の方は、今回の記事を読んでから購入を再度検討されてくださいね。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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実際に育ててみて感じたテーブルプランツのデメリットは?

テーブルプランツのデメリット

テーブルプランツの魅力はなんといっても「土を使わず清潔」であること。

ただ、実際に育ててみるとデメリットに感じたポイントもいくつかありました。

2年以上同じ容器で育てるのは難しい…

弱ってきたテーブルプランツ

購入から2年ほど経過し、下葉がしおれて徐々に弱ってきました。

テーブルプランツをそのままの容器で育てられるのは1年~2年ほどです。

強く丈夫な株に育てたいなら、半年~1年ほど経った時点で土に植え替えることを、個人的にはおすすめします。

根が透けて見えてくると気になるかも…

テーブルプランツの容器から見える根っこ

育て始めて数か月ほど経つと、スポンジから根っこが見えてきます。

容器は透明なので、根がぐるぐる巻きになると見栄えが気になるという方もいるかもしれません。

見た目が気になる場合は、ひとまわり大きめの鉢や容器などに入れてしまうのも手です。

大きく育てたい方にはあまり向かないかも…

テーブルプランツは、強い光に当てると容器内の水温が上昇して根を傷めてしまったり、逆に冷えるとダメージを受ける恐れがあります。

室内の場合、窓際よりは気温の変動の少ないお部屋の中心部に飾るのに適しています。

結果、株は徐々に弱っていくかなかなか丈夫には育ちにくいです。ただ、コンパクトに楽しみたい方には向いています。

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テーブルプランツのメリットはとにかく虫が湧きにくいこと!

ここまでテーブルプランツのデメリットばかりを綴ってきましたが、もちろんメリットも沢山あります。

ここからは、筆者が感じたテーブルプランツのメリットについて綴っていきます。

とにかく虫が湧きにくいから虫嫌いでも安心!

テーブルプランツは土ではなくスポンジを使用しています。

そのため、不快なコバエやキノコ、害虫などが発生しにくいです。

万が一倒してしまっても土がこぼれず、室内でも清潔に管理できます。

水やりのタイミングが分かりやすい!

テーブルプランツの水やりはとっても簡単。容器内の水位が底をついたら水を足すだけです。

春~秋は容器の約1/3の高さまで、冬は容器の約1/5の高さまで水を足します。

水を含んだスポンジは色が濃くなって見えるので、水やりのタイミングが分かりやすいです。

環境に配慮した容器を使用している!

テーブルプランツの透明容器は、生分解性バイオマスプラスチックを採用しています。

これは、サトウキビなどの植物を原料にして生まれた素材で、家庭用コンポストでも土に還るため、地球環境に優しいです。

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テーブルプランツにカビ対策は必要?

テーブルプランツのスポンジ表面

今のところカビは生えていません。土に比べるとかなり清潔に管理できます。

土を使わず清潔に管理できるテーブルプランツですが、湿度の高い環境では、スポンジや葉にカビが発生する恐れもあります。

とはいえ、テーブルプランツは土での栽培に比べるとカビは発生しにくいです。が、カビ対策をしておくとさらに安心です。

水やりはスポンジが乾いてから

過剰な水やりはカビの発生を促進し、根腐れの原因にもなります。

スポンジが乾いてから水を与えるようにしましょう。

また、明るく風通しの良い場所に置くこともカビ対策としてはかなり効果的です。

風通しの良い場所で育てる

サーキュレーター

テーブルプランツの周りの空気が循環するように配置を工夫しましょう。

窓を開ける、扇風機やサーキュレーターを使用するなど、室内の湿度を下げるための方法を取り入れると良いでしょう。

窓を閉め切りがちになる時期はサーキュレーター必須です。

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定期的にチェックする

植物やスポンジにカビが発生していないか、定期的にチェックしましょう。

カビを見つけた場合はすぐに取り除くことが重要です。カビが広がる前に対処することで、植物の健康を維持できます。

 

デメリットを抑えてテーブルプランツを長持ちさせるコツ

テーブルプランツ(カポック)

テーブルプランツを長持ちさせるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

直射日光を避けた明るい場所

テーブルプランツに採用されている植物はどれも耐陰性があるものです。

とはいえ、あまりにも日光が足りないとあっという間に弱ってしまいます。

テーブルプランツを置くなら、窓から1m~2mほど離れた柔らかい光が当たる場所がおすすめです。

スポンジが乾く前に水を与えない

スポンジが乾く前に水を与えていると、根が常に湿り続けることで傷んでしまいます。

一度傷んで腐った根っこは水を吸い上げることができず、株自体が枯れる原因にもなります。

テーブルプランツの水やりは、容器内の水位が底をついてからおこなうのが基本です。

 

テーブルプランツはこんな人におすすめ

衛生面が気になる方

土を使わないため、室内でも清潔に管理できます。

土がこぼれないので、デスクまわりや食卓テーブルなどにも気軽に飾って楽しめます。

虫が苦手な方

土を使わないため、コバエなどの害虫がわきにくく、虫が苦手な方でも安心して楽しめます。

特に、キッチンやダイニングテーブルなど、衛生面が気になる場所でも安心して置くことができます。

小さな子どもやペットがいる方

テーブルプランツは万が一倒れても、中身や水はこぼれる心配がありません。

土や水をこぼしたくないデスク周りや、ペットやお子さまがいるご家庭にもおすすめです。

 

テーブルプランツのデメリットは?カビ対策は必要?長持ちさせるコツを解説【まとめ】

テーブルプランツは、土を使わない観葉植物として人気ですが、今回紹介したようなデメリットも存在します。

長く楽しむには適切な水やり、通気性の確保、定期的なチェックが必要です。

とはいえ、テーブルプランツは土を使わないので、虫が苦手な方や子どもやペットがいるご家庭におすすめです。

テーブルプランツを上手に取り入れて、室内でも清潔にグリーンを楽しんでみてください。

その他の観葉植物
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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