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アグラオネマの寿命はどれくらい?長生きさせるコツを解説!

爽やかな色合いのアグラオネマ その他の観葉植物

アグラオネマの寿命はどれくらい?せっかくなら長持ちさせたい!

観葉植物はどれも非常に高寿命です。

我が家でもっとも長生きしている植物は20年近く育てています。

そんな中でも、カラフルな葉が美しいアグラオネマは一枚の葉の寿命が比較的長く、一生付き合っていける観葉植物です。

今回は、そんなアグラオネマの寿命と長持ちさせるコツ、すぐ枯れてしまう時によくある原因を紹介します。

これからアグラオネマを育ててみたいけど、育て方がよく分からない…って方は、ぜひ参考にしてみてね!

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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アグラオネマの寿命はどれくらい?

窓際に置いたアグラオネマ

環境さえ合えば一生付き合えるほど長生き

アグラオネマは環境さえ合えば、何十年と長生きしてくれます。

そもそも観葉植物には「寿命」という概念はなく、自生地では何十年と生き続けています。

逆に、適切な環境が与えられなければ1年も経たずに枯れてしまうことも多いです。

葉っぱ一枚の寿命が長く、ゆっくり楽しめる

植え替え後のアグラオネマ

アグラオネマは他の観葉植物に比べると葉っぱ一枚の寿命が長く、のんびり鑑賞できます。

また、アグラオネマは品種によって模様や色味がさまざま。葉が展開するたびに楽しませてくれます。

アグラオネマの主な自生地は東南アジアの日陰

アグラオネマを長生きさせたいなら、できるだけ自生地に近い環境を用意してやることが大事です。

アグラオネマの主な自生地は、東南アジアの熱帯雨林の木漏れ日の中。

一年を通して暖かく風通しの良い、湿度の高い環境を好みます。

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アグラオネマを長生きさせるコツは?

室内の窓際に置いたアグラオネマ

10度以下の寒さに当てない

アグラオネマは寒さが非常に苦手。冬は最低でも10度、できれば15度は保つのが理想です。

窓際に置いている場合、朝晩の冷え込みを防ぐため、夜になったら窓から1~2メートル離してやると寒さ対策になります。

冬は夜に水やりするのも避けて。土の残った水分が朝晩の冷え込みに晒されると、根を冷やしてしまうんだ。

室内なら窓のある明るい部屋に置く

アグラオネマは耐陰性があり、室内の少ない光でも育つことができます。

ただ、あまりにも日当たりが悪いと株が弱ってしまうため、室内なら窓のある室内が最低条件です。

窓から離れた壁際や部屋の隅よりも、窓に近い位置の方が長生きします。

窓を閉め切りがちになる時期はサーキュレーター必須

アイリスオーヤマのサーキュレーター

窓を閉め切りがちになる時期はサーキュレーターや扇風機を回し、空気に流れを作ることが重要です。

室内でアグラオネマを育てる場合、真夏や真冬はどうしても窓を閉め切りがちです。

風通しが悪いとうまく光合成できず、株が徐々に弱ってしまいます。

風通しが悪いと根腐れやカビ、害虫の発生リスクも高まるよ。

水やりは土の表面が乾いてきたタイミングが基本

アグラオネマの水やりのタイミング

生育が盛んな春~秋にかけては、土の表面が乾いてきたタイミングで鉢底から水が出るくらいにたっぷり水やりします。

アグラオネマは比較的水を好む植物です。

冬は土全体が乾いてから水を与えて

冬は土全体が乾いてから水を与えましょう。

熱帯地方が原産のアグラオネマは寒さが非常に苦手です。

暖かい時期と同じ頻度で水を与え続けていると、根が呼吸できずに冷えて根腐れを起こす原因になります。

冬は空気の乾燥にも注意。ときどき霧吹きで葉の裏を中心に水を吹きかけてみてね。

2年に1回の植え替えで土を更新し根腐れを防止

根腐れしたアグラオネマ

根の健康を保つためにも、アグラオネマには最低でも2年に1回の植え替えが必要です。

アグラオネマは比較的成長がゆっくりな観葉植物ですが、土が劣化すると鉢の中が蒸れて根が傷みやすくなります。

土は経年によって粒が崩れ、団子状に固まることで水はけが悪くなります。

アグラオネマは水苔でもよく育つよ。管理しやすい方を選んでみてね。室内管理の場合は虫が湧きにくい土がおすすめだよ。

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本当に高寿命?アグラオネマがすぐ枯れてしまう時によくある原因

アグラオネマの葉をカットする

アグラオネマがすぐに枯れる原因はいくつかあります。一般的な原因のいくつかは以下の通りです。

過剰な水やり

アグラオネマは過剰な水やりに非常に敏感です。水をやり過ぎると根が腐る可能性があります。

基本は土の表面が乾燥したら水を与え、冬は土全体が乾いたタイミングで水を与えましょう。

過度の乾燥

アグラオネマは、サンスベリアやゴムの木などと同じ水やり頻度だと葉を傷めやすいです。

観葉植物の中では水を好む部類に入るため、春~秋は土が完全に乾燥する前に水を与えることが重要です。

窓から離れた場所に置く

アグラオネマは直射日光が苦手ですが、あまりにも日当たりが悪いと徐々に弱って枯れてしまいます。

暗すぎる場所では株が徐々に弱々しくなり、ちょっとした環境の変化で体調を崩しやすくなってしまいます。

温度変化の激しい場所

急激な温度変化や極端な寒さもアグラオネマにとって問題です。

アグラオネマの生育適温は25度前後です。適切な温度を維持し、突然の気温変化を避けるようにしてください。

窓を閉め切った室内に放置

風通しが悪いと二酸化炭素の濃度が上がり、酸素が不足します。これは植物にとって大問題。

植物が呼吸し、光合成をおこなうためには適度な風が欠かせません。

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アグラオネマの寿命はどれくらい?長生きさせるコツを解説!【まとめ】

  • アグラオネマは環境さえ合えば何十年と生き続ける寿命の長い植物である
  • ただし、環境が合わないと一年も経たずに枯れてしまうこともある
  • アグラオネマを長生きさせるためには、できるだけ自生地に近い環境を用意してやることが必要
  • アグラオネマを長生きさせたいなら、「10度以下の寒さに当てない」「水やり頻度は時期によって変える」「窓のある明るい室内に置く」「2年に1回の植え替え」などのポイントを押さえておく

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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