グリーンネックレスが何度挑戦してもうまく育たない…。
グリーンネックレスを育てている方の中には、他の多肉はうまく育つのにグリーンネックレスだけうまく育たない…と悩みの方も多いのではないでしょうか?
実は、グリーンネックレスは他の多肉植物と同じように管理していると、育てるのが難しい…と感じてしまいがちな植物なのです。
そこで今回は、グリーンネックレスがうまく育たない時によくある原因と枯らさないコツを紹介します。
この記事はこんな人におすすめ↓↓
- グリーンネックレスは育てるのが難しい…と感じている人
- 初心者でもグリーンネックレスを枯らさないコツが知りたい人
グリーンネックレスは難しい?うまく育たないときによくある原因
グリーンネックレスがうまく育たないとお悩みの方は、以下のような管理をしている可能性が高いです。
霧吹きで水やりしている
グリーンネックレスに霧吹きで水を与えている場合、表面が湿るだけで必要な水分が根まで届いていないことが多いです。
また、グリーンネックレスを含む多肉植物は蒸れを嫌うため、霧吹きすることで湿度が高まり葉を傷める原因にもなります。
グリーンネックレスの水やりはジョウロでやるのが基本!注ぎ口が細いものがおすすめ。
薄暗く埃っぽい場所に置いている
グリーンネックレスは観葉植物コーナーで見かけることも多いですが、観葉植物よりも日光を欲しがります。
日当たり、風通しが制限される室内の壁際や部屋の隅だと、うまく育たないどころか根腐れやカビのリスクも高くなります。
夏場の直射日光に当てている
グリーンネックレスはあまり強い光は好みません。
多くの多肉植物は直射日光のあたる屋外でよく育ちますが、グリーンネックレスは光が強すぎると葉が傷みやすいです。
屋外なら半日陰、夏場は日陰へ移動してね。
水はけの良すぎる土に植えている(乾燥させすぎる)
グリーンネックレスは多肉植物の中でも比較的水を好みます。
そのため、あまりにも水はけの良すぎる土に植えていると乾燥によって、粒がしぼんだり根が傷んだりしやすくなります。
グリーンネックレスを育てるなら、多肉植物用の土に半分ほど赤玉土(細粒)を混ぜると保水性がUPして丁度いいよ。
初心者でもグリーンネックレスを枯らさずに育てるコツ
以下のポイントを押さえていれば、初心者でもグリーンネックレスを長持ちさせることができます。
水はけと保水性のバランスが取れた土を使う
グリーンネックレスの場合、他の多肉植物に使うような水はけの良い土のみで育てると管理が難しいです。
グリーンネックレスには、水はけと水持ちのバランスの取れた土が適しています。
おすすめは、多肉植物用の土に半分ほど赤玉土(細粒、できれば硬質のもの)を混ぜ込んだものです。
硬質タイプの赤玉土の方が粒が崩れにくいから、根がに負担がかかりにくいよ。
通気性に優れる素焼き鉢を使う
グリーンネックレスを育てるなら通気性に優れる素焼き鉢が適しています。
素焼き鉢には目に見えない無数の孔が開いているため、鉢の中が蒸れにくいのが特徴です。
多肉植物の中では比較的水を好むグリーンネックレスですが、蒸れると根が腐ってしまいます。
室内管理なら南~東向きの窓際に置く
グリーンネックレスを室内で育てたいなら、南~東向きの窓際に置きましょう。
窓から遠い壁際や風通しや日当たりが制限される部屋の隅だと、日光不足によって株が弱くなり、風通しの悪さによって根が傷みやすいです。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターを回して風通しを良く保ちます。
室内で植物を育てているならサーキュレーターは必須アイテム!
夏の屋外に置くなら半日陰か日陰へ移動
グリーンネックレスは高温時の直射日光で葉を傷めやすいです。
屋外管理の場合、夏は直射日光の当たらない半日陰や日陰、遮光ネットの下へ移動します。
土が乾いたらたっぷり水を与えるが基本
グリーンネックレスの水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。
少量の水をちょこちょこ与えていると、株回りが常に湿った状態となり蒸れて腐ります。
ただし、生育が緩慢になる夏と冬は、土が乾いてさらに2日~3日ほど経ってから、土の約1/3が湿るくらいの量で構いません。
葉が混み過ぎたらカットして挿し芽で再生させる
こんもりボリューミーなグリーンネックレスはとても可愛いですよね。
ただ、葉が混みあうと株が蒸れて、根腐れや病害虫を招く原因にもなります。
葉が混みあってきたらのびすぎた茎をカットし、随時挿し芽で再生させると長く楽しめます。
グリーンネックレスは難しい…そんな時は人工観葉も選択肢のひとつ!
グリーンネックレスをできれば置きたい場所に飾って楽しみたいけど、それだとうまく育たない…。
そんなときは、土も水も光も不要な「フェイクグリーン(人工観葉)」も選択肢のひとつです。
フェイクグリーンなら日当たりや風通しを気にせず、好きな場所に飾って楽しめるよ。
土も水も使わないフェイクグリーンなら虫が苦手な人でも安心
フェイクグリーンなら土も水も使わないので、害虫やコバエが湧く心配も要りません。
虫が苦手な人でも安心して、清潔に室内でグリーンを楽しめます。
本物そっくりなフェイクグリーンなら「造花専門店」がおすすめ
安っぽくならないか心配…という方におすすめなのが、細部まで丁寧に作り込まれた造花専門店のフェイクグリーンです。
造花専門店のフェイクグリーンなら、至近距離でも本物と見間違えるほどリアル。自宅はもちろんプレゼントにもピッタリです。
フェイクグリーンなら窓の無いトイレや玄関なんかにも気軽に飾れるね。
グリーンネックレスが難しいと感じる原因と枯らさないコツ【まとめ】
- グリーンネックレスがうまく育たない時によくある原因は、「霧吹きで水やりしている」「水はけの良すぎる土を使っている」「夏の直射日光に当てている」「うす暗いく埃っぽい場所に置いている」など
- 初心者でもグリーンネックレスを長く育てるには、「水はけと保水性のバランスが取れた土」「通気性に優れる素焼き鉢」「室内なら南~東向きの窓際」「夏の屋外なら半日かげ~日陰」「土が乾いたらたっぷりと水やり」「葉が混み過ぎたらカット、挿し芽で再生」