観葉植物の土がいつの間にか減ってしまった…。植物が吸収したのかな?見栄えが良くないけど、上から土を足すだけでいいの?
観葉植物を植え付けている土が減るのは、鉢植えで植物を育てていれば自然なことです。
ただ、明らかに土が減った状態を放置していると見栄えが良くありませんね。
また、土の状態によっては植え替えが必要なケースもあります。
そこで今回は、観葉植物の土が減るときに考えられる理由とその対処法についてまとめてみました。
この記事を読めば、
- 観葉植物を植えている土が減る理由
- 観葉植物の土が減ったときの対処法
- 室内で観葉植物を育てるときにおすすめの土【2選】
が分かるよ!
観葉植物の土が減る理由
観葉植物を植えている土がいつの間にか減る理由には以下のようなものがあります。
観葉植物の土が減る理由①水で流れ出る
観葉植物の土が減る一番の理由は、水やりの際に鉢底から土が流出することによるものです。
土は経年とともに粒が崩れ、水やりの度に少しずつ鉢底から流れていきます。
粒が崩れた土はカチコチに固まって水はけが悪くなるよ。観葉植物の多くは水はけの良い土を好むから、1年~2年に1回は土を新しく更新する必要があるんだ。
観葉植物の土が減る理由②振動や水やりによって空気が抜けて減ったように見える
植え替え直後の土は空気を多く含んでいます。
振動や水やりによって内部の空気が抜けると、土が減ったように見えることがあります。
植え替え後は、鉢を地面に軽くトントンと打ち付けて、内部の空気を抜いておくといいよ。
観葉植物の土が減る理由③微量要素の減少
土は窒素、カリウム、リン酸などの微量要素を含みます。
植物はそれらの微量要素を僅かながら吸収するため、これによって土の量が微妙に減ることも考えられます。
植え替えて1年以上経っているなら植え替えを検討してね。1年未満なら上から土を足して対処しよう。
観葉植物の土が減る理由④鉢底ネットが無い
鉢底ネットは網状のシートです。
鉢底ネットは絶対に使わなければならいないものではありませんが、鉢底穴が大きい場合、鉢底に敷くことで土の流出を防いだり、害虫の侵入を防ぐことができます。
鉢底ネットが無い場合、排水口ネットをカットして代用することもできるよ!
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観葉植物の土が減ったときの対処法
前回の植え替えから一年以上経っている場合
- 春~秋の暖かい時期に植え替えて新しい土に更新する
- 植え替え後は鉢を床にトントンと打ち付け、内部の空気を抜いておく
前回の植え替えから一年以上経っているなら、植え替えて古くなった土を新しく更新するのがおすすめ。粒が崩れた土は蒸れやすく、観葉植物の根を傷ませてしまう恐れがあるんだ。
前回の植え替えから一年未満の場合
- 上から足りない分の土を足す
前回の植え替えから一年も経っていない場合、土の中に残っていた空気が抜けたことで、土が減ったように見えているの可能性が高い。その場合は上から土を足せばok。
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観葉植物の土が減ったときに足す土としておすすめの用土はこれ!
観葉植物を室内で育てている場合、虫が湧きにくい室内向けの土を足すのがおすすめです。
コバエやカビ、キノコが発生しにくいから室内でも清潔に観葉植物が育てられる
室内向けにブレンドされた土は、コバエやキノコ、カビが湧きにくいのが特徴です。
室内向けの土なら、室内でも清潔に観葉植物を管理することができます。
室内で観葉植物を育てる場合、腐葉土やピートモスなど有機質の土を多く含むとコバエの発生リスクが高くなる傾向。特に梅雨時期は要注意。室内向けの土は無機質の土だから虫が湧きにくいんだ。
水を含んでいる時と乾いている時の色の差が分かりやすい➡水やりのタイミングが掴みやすい
鹿沼土がベースの土は、土が濡れている時と乾いている時の色の差が分かりやすいです。
乾湿が土の色で把握しやすいため、水やりのタイミングが掴みやすいという特徴もあります。
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観葉植物の土が減るのはなぜ?その理由と土が減ったときの対処法【まとめ】
- 観葉植物の土が減る主な原因は、「水やりの際に鉢底から流れ出る」「振動や水やりによって内部の空気が抜け土が減ったように見える」「微量要素の減少」「鉢底ネットが無い(鉢穴が大きく土が漏れている)」などがある
- 土が減った場合、植え替えから一年未満なら上から土を足す。植え替えから一年以上経っているなら植え替えで土を更新するのがおすすめ
- 室内で観葉植物を育てている場合、虫が湧きにくいしつ