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オリヅルランの寿命はどれくらい?枯らさず長く育てるためのコツ

巨大化したオリヅルラン オリヅルラン

オリヅルランの寿命はどれくらい?せっかくなら長く育てていきたいな。

実は、オリヅルランには明確な寿命はありません。

適切な環境で管理すれば、長く健康に育て続けることができる植物です。

そこで今回は、オリヅルランの寿命に関する基本情報から、長寿命を実現するためのコツまで詳しく解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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オリヅルランの寿命はどれくらい?

オリヅルランは多年草と呼ばれるタイプの植物です。多年草とは、一度植えれば数年以上生育を続ける植物のことを指します。

ランナーを伸ばし子株を増やしながら生き続ける

子株のついたオリヅルラン

オリヅルランは、ランナー(匍匐茎)を伸ばして子株を増やすことができます。

そのため、理論上は世代交代を繰り返して永続的に生き続けることが可能です。

オリヅルランのランナーが出ない原因と対処法を徹底解説

親株は10年以上

親株そのものは数年から10年以上生育可能ですが、環境や管理方法によって寿命は大きく変わります。

管理を間違えると、一年も経たずに枯れてしまうこともあります。

オリヅルランは根の成長も速いから、個人的には2年に1回の植え替えだと少なすぎると感じます。最低でも1年に1回。

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オリヅルランの寿命を左右する3つのポイント

放射状に広がるオリヅルラン

オリヅルランの寿命を延ばすためには、以下3つのポイントが重要です。

15度~25度を保つ

オリヅルランは強健な植物ですが、最適な環境を整えることでさらに長寿命を期待できます。

  • :明るい間接光を好みます。直射日光を避けた窓辺が理想的です。
  • 温度:15~25℃が適温。寒さに弱いため、冬は室内で管理しましょう。
  • 湿度:乾燥には比較的強いですが、適度な湿度を保つと元気に育ちます。

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土が乾いてからの水やり

過剰な水やりや乾燥は、根腐れや葉の枯れを引き起こし、寿命を縮める原因になります。

  • 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与える。
  • 鉢の底に水が溜まらないよう排水性の良い鉢を使用する。

1~2年に一度の植え替え

株分け前のオリヅルラン

  • 根詰まりを防ぐために、1~2年に一度は植え替えを行いましょう。
  • 枯れた葉や古い株を取り除き、全体のバランスを整えます。

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オリヅルランが高寿命な理由は子株にアリ!

オリヅルラン

オリヅルランの寿命が特別長い理由は、ランナーを通じて子株を増やせる性質にあります。

  • 親株の管理:親株が老化しても、子株を増やして育てれば新たな世代として成長します。
  • 子株の育成:ランナーから切り取った子株を新しい土に植え替えることで、簡単に新しい植物を育てられます。

この「世代交代」のプロセスを繰り返すことで、オリヅルランの魅力を永続的に楽しむことが可能です。

オリヅルランの子株やランナーは切るorそのまま?

 

オリヅルランの寿命を縮める!NGな行動はコレ

凍傷で傷んだオリヅルラン

以下のような行動は、オリヅルランの寿命を縮める原因になります。注意しましょう:

土が乾く前に水やり

  • 根腐れの原因となり、最悪の場合、株全体が枯死することがあります。

2年以上植え替えずに放置

  • 長期間植え替えをしないと、根詰まりや栄養不足で植物が弱ってしまいます。

オリヅルランの葉先が茶色く枯れる原因と対処法

害虫や病気の放置

  • アブラムシやハダニなどの害虫、炭疽病などの病気が発生した場合は早期に対処が必要です。

極端な環境変化

  • 急激な温度変化や湿度の低下は、植物にストレスを与えます。

凍傷でしなしなの観葉植物「オリヅルラン」を復活させてみた

 

オリヅルランの寿命はどれくらい?枯らさず長く育てるためのコツ【まとめ】

オリヅルランの寿命は、正しい管理次第でほぼ無限に延ばすことができます。

  • 親株が老化しても、子株を増やして育てることで永続的に楽しめる植物です。
  • 定期的な植え替え、適切な水やり、害虫や病気の早期発見を心がけることで、健康で美しいオリヅルランを育てることができます。

この記事を参考に、あなたもオリヅルランの魅力を長く楽しんでみてはいかがでしょうか?

オリヅルラン
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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