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ベンジャミンがひょろひょろ伸びすぎる原因は?仕立て直し方も解説

スカスカのベンジャミン ベンジャミン

ベンジャミンがひょろひょろに間延びしてカッコ悪い。。

ベンジャミンを育てている方の中には、「枝ばかり間延びしてひょろひょろ…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

茎や枝が弱々しく育ってしまうと、見栄えも悪くなり、理想のシルエットとは程遠くなってしまいます。。

そこで今回は、ベンジャミンがひょろひょろ伸びすぎてしまう原因と、仕立て直し方を分かりやすく解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ベンジャミンがひょろひょろ伸びすぎる主な原因は「日光不足」!

スカスカのベンジャミン

ベンジャミンがひょろひょろと細く伸びてしまうのは、主に日光不足が原因です。

窓から離れた場所や北向きの部屋に置いていた(日光不足)

ベンジャミンは少ない光でもすぐに枯れることはありませんが、日光不足が長く続くと茎が細くなり間延びします。

これは「徒長(とちょう)」と呼ばれ、植物が光を求めて伸びすぎてしまう現象です。

窓を閉め切った室内

空気の流れが悪い環境にベンジャミンを置いていると、成長が乱れてしまうことがあります。

光合成で欠かせないのが、光・水・風の3つです

極端に風通しの悪い場所に置いていると、光合成がうまくいかずに徒長したり、株自体が弱ってしまうことも多いです。

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ひょろひょろに伸びすぎたベンジャミンの仕立て直し方

リビングの窓際に置いたベンジャミン

室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想!北向きだと日照不足や寒さで弱りやすい。

ベンジャミンが細くひょろひょろと伸びてしまったときの、仕立て直しの方法を紹介します。

まずは日光を確保する

クリップタイプの植物育成ライト

日差しが不足しがちな冬は、成長ライトの使用も効果的です。

ベンジャミンを太く丈夫に育てたいなら、明るい場所に置くことが重要です。

日差しが届きにくい場所ではなく、できるだけ明るい窓辺に移動させてください。

特に徒長が気になる場合は、午前中に日光が当たる場所や、間接的に光が入る場所が理想です。

空気の流れを改善する

アイリスオーヤマのサーキュレーター「アイmini」

室内で植物を育てるならサーキュレーターは必須アイテム!

定期的に換気を行うことで、風通しの良い環境を作ることが大切です。

また、扇風機やサーキュレーターを利用して空気を循環させると、枝や幹がしっかり育ちやすくなります。

特に室内に多くの植物がある場合、空気が淀むことがあるため注意しましょう。

適期は春~初夏。剪定で不要な枝をカットする

徒長してしまった細い枝や弱々しい枝は、剪定によって取り除きましょう

枝が増えすぎている場合、適度に枝を減らすことで、他の枝がしっかりと育つための栄養が行き渡り、全体のバランスが改善します。

  1. 根元から細くひょろひょろと伸びている枝をカット
  2. 樹形が崩れている場合は、バランスを見ながらカットする箇所を決め、太い幹を中心に樹形を整える

支柱を利用して枝を支える

ひょろひょろと倒れてしまう場合には、支柱を立てて固定する方法も効果的です。

特に若い枝は自立しづらいため、支柱を使って支えてあげることで、枝や幹が成長しやすくなります。

  1. 幹の根元に支柱を立て、軽く固定
  2. 枝に負担がかからないよう、柔らかい素材のテープでゆるめに縛り、しっかりと支える

トップをカットし、わき芽を増やす

枝の先端(トップ)を剪定することで、わき芽が増え、全体にボリュームが出やすくなります

こうすることで、徒長していた部分の成長が止まり、代わりに横方向に枝が伸び、株がしっかりとした印象になります。

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ひょろひょろ・伸びすぎ回避!ベンジャミンを丈夫に育てるためのポイント

くるくるしたベンジャミンバロック

ベンジャミンをひょろひょろさせないためには、日頃のケアも重要です。以下のポイントを押さえ、元気な株を維持しましょう。

室内なら南~東向きの窓際に置く

なんといっても、徒長を防ぐには日光が欠かせません。室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。

定期的な剪定

成長期の春から秋にかけて、適度に剪定を行うことで、樹形を整えやすくなります。

湿度と温度管理

ベンジャミンは湿度を好むため、乾燥する季節は加湿器を使用し、湿度を保つようにします。

鉢のサイズを適切に選ぶ

根が広がりすぎると徒長の原因になるため、株のサイズに合った鉢を使用しましょう。

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ベンジャミンがひょろひょろ伸びすぎる原因は?仕立て直し方も解説【まとめ】

ベンジャミンがひょろひょろと伸びすぎるのは、日光不足や過度な水やりなど、育成環境に問題があることが多いです。

適切な日光と水やり、空気の流れを整えることで、丈夫で健康な株へと仕立て直すことが可能です。

日頃のケアや仕立て直しを行い、理想の樹形を目指しましょう!

ベンジャミン
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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