幹が編み込まれたベンジャミンって、成長しないの?せっかくなら大きく育てたいな。。
幹がねじねじに編み込まれたベンジャミンは、インテリアとしても非常に人気です。
とはいえ、「いつになっても成長しないなぁ」と感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、編み込みベンジャミンが成長しないと感じる理由や、幹を伸ばしたいときの対処法について詳しく解説します。
編み込みベンジャミンが成長しないと感じる理由
実際、幹が編み込みされたベンジャミンは成長しにくいです。その原因には、以下のようなものがあります。
幹を編み込むことで成長が制限される
ベンジャミンは、幹を編み込むことで幹同士が密着し、成長が大きく制限されます。
多少太くなることはあっても、高さはほぼ止まったままで、上に伸びることは殆どありません。
成長を楽しみたいなら自然な樹形を選ぼう
ベンジャミンの成長をより楽しみたいのであれば、より自然に近い樹形の株を選ぶのがおすすめです。
編み込みベンジャミンの場合、人工的に幹を編み込んでいるため、どうしても成長が制限されてしまいます。
編み込みベンジャミンの幹を伸ばすことは可能?
編み込みされたベンジャミンは成長が大きく制限されますが、以下のポイントに配慮することで、幹を太く丈夫に育てることができます。
ただし、株自体の高さを出すことは難しいです。
室内なら南~東向きの窓際に置く
ベンジャミンは日光を好む植物です。
室内なら、南~東向きの明るい窓際に置くか、日照が不足する場合は植物育成ライトを活用して光を補いましょう。
特に編み込みベンジャミンは室内で育てられることが多いため、日光不足には注意が必要です。
1~2年に1回植え替え、根詰まりを解消
ベンジャミンを2年以上植え替えないまま放置していると、鉢の中が根っこでぎゅうぎゅう詰めになり、根が蒸れてしまいます。
また、鉢底から根がはみ出ていなくとも、最低でも2年に1回は植え替えましょう。
土は経年によって徐々に粒が崩れます。するとカチコチに固まり、鉢内の水はけが悪くなることで根を傷めやすくなります。
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編み込みされた幹はほどいても大丈夫?
結論、編み込みされたベンジャミンはそのまま育てるのが無難です。
幹同士が接着されていることも多い
これは実際に筆者が経験したのですが、編み込みされたベンジャミンの幹は、接着剤が使われていることもあります。
その場合、幹同士を外すと傷を作ってしまう可能性が高いです。
外すなら回復力の高い春~初夏に済ませて
それでも編み込みをほどいてみたいなら、できるだけ回復力の高い春~初夏に挑戦してみることをおすすめします。
この時期であれば、万が一、幹を傷めてしまっても回復する可能性が高いです。
形が崩れた編み込みベンジャミンの仕立て直し方は?
編み込みベンジャミンの幹や枝が伸びすぎるとバランスが悪くなることがあるため、剪定も重要なケアの一つです。
剪定のタイミングは春~初夏
編み込みベンジャミンは成長期である春から初夏にかけて剪定を行うと効果的です。
この時期は新芽が出やすく、剪定によって樹形を整えつつ、新たな枝の発育を促進できます。
冬の休眠期には成長が止まるため、この時期の剪定は避けましょう。
剪定方法と仕立て直し
伸びすぎた枝や、編み込みの形状を崩してしまうような枝は、根元からカットすると良いでしょう。
また、枯れた葉や古くなった枝も剪定し、全体の見た目を整えます。
編み込みの隙間に空きができてしまった場合は、新しい枝を編み込むこともできます。
編み込みをするときは、柔らかい新芽の段階で慎重に行い、枝を無理に引っ張らないようにしましょう。
編み込みベンジャミンは成長しない?幹を伸ばしたい時の対処法【まとめ】
編み込みベンジャミンが成長しないと感じる理由や、幹を伸ばしたい場合の具体的な対処法について解説しました。
編み込みによって成長が制限されがちなベンジャミンですが、日光の確保や、定期的な剪定や仕立て直しを行うことで長く育てられます。
美しい編み込みベンジャミンを長く楽しむために日々のケアを工夫してみてください。