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ベンジャミンが枯れたかどうかの判断方法は?復活させる方法も

ベンジャミンが枯れたかどうかの判断方法 ベンジャミン

ベンジャミンが枯れたかどうかの判断はどこを見ればいいの?

ベンジャミンは適切な管理がされないと、葉が落ちたり枝が弱ってしまいます。

「枯れてしまったのか?それとも復活できるのか?」

弱ったベンジャミンを復活させるためには、早めに見極め、対処することが重要です。

そこで今回は、ベンジャミンが枯れているかどうかの判断方法と、復活させるための具体的な方法を解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ベンジャミンが枯れたかどうかの判断方法は?

枯れたベンジャミン

ベンジャミンが枯れてしまったかを判断するには、以下のポイントをよく観察しましょう。

 枝の状態をチェックする

ベンジャミンが枯れたかどうかの判断方法

枯れた枝は水気がなく、軽く曲げるだけでもポキッと折れやすい。

ベンジャミンが完全に枯れてしまった場合、枝はカサカサに乾燥し、折れたり、断面が空洞になります。

一方で、まだ生きている場合は枝に柔軟性があり、しなやかさを保っています。

  • 枝を軽く曲げてみる
    枝を指で軽く曲げて、しなやかさがあるかを確認します。柔らかくしなやかな場合は、まだ水分や栄養が行き届いているため、復活の可能性があります。乾燥して硬く折れるような感触であれば、枝が枯れている可能性が高いです。
  • 枝を少し切って中の色を確認する
    枝の先端や外側が乾燥していても、中の部分に緑色が残っている場合は、幹や根がまだ生きている可能性があります。乾いた茶色でスカスカなら、その枝は枯れていると判断してよいでしょう。

 根の状態を確認する

ベンジャミンの植え替え

株元がグラついたり、黒くスカスカした根だけなら枯れている可能性が高い。

根は植物にとって最も重要な部分で、根が生きていれば復活のチャンスがあります。鉢から取り出して根の状態を確認しましょう。

  • 根が白やクリーム色をしているか
    健康な根は白色やクリーム色をしており、しっかりとした張りがあります。黒ずんでいたり、悪臭がする場合は根腐れが進行しており、枯れている可能性が高いです。
  • 触ってみて柔らかくないか
    健康な根は触ると少し弾力がある一方で、枯れた根は柔らかくなり、簡単に崩れることが多いです。黒く変色した根は取り除く必要があります。
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葉の状態を確認する

ベンジャミンの葉が枯れかけている場合でも、完全に枯れてしまっていないことがあります。葉の状態も枯れているかを判断する一つの材料です。

  • 葉が黄色から茶色に変色しているか
    葉が黄色になって落ちるのは、ストレスによる反応であることが多いです。完全に茶色くなって乾燥している場合は、回復が難しい状態ですが、黄色の葉がある場合はまだ生きている可能性があります。
  • 葉がしおれているか、全体的にしんなりしているか
    しおれたり、葉がしんなりしている場合は、水不足や乾燥が原因かもしれません。適切な対策を取れば復活する可能性が残っています。
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枯れそうなベンジャミンを復活させる方法

植え替え前のベンジャミン

ベンジャミンが完全に枯れてしまっていない場合、適切に対処することで再び元気を取り戻すことができます。

水やりを適切に調整する

ベンジャミンが弱っている原因が水不足や水分過多の場合、適切な水やりに戻すことで回復が期待できます。

  • 乾燥が原因の場合
    土の表面が完全に乾いているときは、鉢底から水が流れるまでたっぷりと水を与えましょう。その後は、土の表面が乾いてから再度水を与えるようにし、湿りすぎないように管理します。
  • 根腐れが原因の場合
    根腐れが原因で枯れかけている場合、水やりを一度中断し、土が完全に乾くまで待ちます。また、根腐れが進行している場合は、鉢から植物を取り出し、黒く変色した根を取り除いてから新しい土に植え替えることが効果的です。
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日当たりと置き場所を見直す

ベンジャミンは日光を好むため、明るい場所に置くことで回復が促されますが、直射日光には注意が必要です。

  • 明るい日陰で管理する
    カーテン越しの柔らかな光が差し込む明るい日陰が理想です。特に復活中は、直射日光が当たると負担になるため、明るい日陰で管理するのが良いでしょう。
  • 寒さを避け、室温を保つ
    ベンジャミンは15度以下になると枯れやすくなるため、温かい環境で管理することも回復のためには重要です。冬場は窓際から少し離し、冷気が直接当たらないようにしましょう。
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土を入れ替えてリフレッシュする

根腐れが進んでいたり、土が古くなっている場合は、新しい土に入れ替えることで根の通気性が良くなり、回復が早くなります。

  • 排水性の良い新しい土に植え替える
    根腐れを防ぐためにも、観葉植物用の水はけの良い土に入れ替えましょう。軽石やパーライトを混ぜるとさらに通気性が良くなり、根が呼吸しやすい環境が整います。
  • 植え替え後は水やりを控える
    植え替え後の土は、少し湿らせる程度にしておき、土が完全に乾くまで水やりを控えると根が安定しやすくなります。
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ベンジャミンが枯れたかどうかの判断方法は?復活させる方法も【まとめ】

ベンジャミンが枯れたかどうかを判断するためには、枝や根、葉の状態をしっかり観察することが大切です。

枝が柔らかくしなやかであれば回復の可能性があり、根が健康な状態であれば、適切な管理で再び元気を取り戻すことが期待できます。

ベンジャミンの枝を曲げて枯れていないかチェック

健康なベンジャミンなら、枝を90度近くまで曲げても簡単には折れません。

また、ベンジャミンを復活させるためには、水やりの調整や置き場所の見直し、土の交換が効果的です。

日常的な管理をしっかり行うことで、再び元気なベンジャミンを育てることができます。

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ベンジャミン
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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