クワズイモの葉の裏が白い。よく見るとまばらに色が抜けたように変色してるけど、放っておいて大丈夫?
ワズイモの葉裏が白くなったり、まばらに変色する場合、原因によっては早めに対処しないと株自体を弱らせてしまうこともあります。
そこで今回は、クワズイモの葉の裏が白くなったり、まばらに色抜けする時によくある原因と対処法について解説します。
クワズイモの葉の裏が白くなる・まばらに色抜けする原因
クワズイモの葉の裏が白くなる・まばらに色抜けする時によくある原因には、主に以下のようなものがあります。
害虫被害(主にハダニ)
クワズイモには、特にハダニという害虫がつきやすいです。
ハダニは特に葉の裏側に生息し、葉の汁を吸うことで葉の色をまばらに変色させます。
放置しているとあっという間に増殖し、株自体を弱らせてしまうこともあります。
病気(主にうどんこ病)
クワズイモに多い病気の一つに「うどんこ病」があります。
この病気は、植物の葉や茎に白い粉のようなものが付着し、広がっていくのが特徴です。
湿度が高く風通しの悪い環境で発生しやすく、菌が葉の表面に定着して栄養を奪います。
クワズイモの葉の裏が白く変色する・まばらに色抜けする時の対処法
クワズイモの葉が白くなってしまった場合、原因に応じた早めに対処が必要になります。
害虫駆除
葉の裏に白い斑点や変色が見られる場合、ハダニなどの害虫が原因かもしれません。以下の方法で駆除を行いましょう。
- 水で葉を洗う
ハダニは乾燥を好むため、葉を水で洗い流すだけでも効果があります。特に葉の裏側を重点的に洗い、害虫を物理的に除去しましょう。 - 殺虫剤を使用する
症状が改善しない場合は、市販の植物用殺虫剤を使用します。ハダニ用のスプレー剤やオイル系の殺虫剤は、害虫を抑制する効果が高く、植物へのダメージも少ないのでおすすめです。
うどんこ病への対策
うどんこ病が疑われる場合は、以下のような対策が効果的です。
- 発症初期には水で葉を洗う
うどんこ病の菌は水に弱いため、発症の初期段階では葉を水で洗い流すだけで症状が抑えられることがあります。 - 殺菌剤の使用
水での対処が難しい場合や症状が進行している場合は、植物用の殺菌剤を使用します。家庭園芸用の殺菌剤を薄めてスプレーし、うどんこ病の菌を抑制することができます。 - 風通しを改善する
うどんこ病は風通しの悪い環境で発生しやすいため、鉢を置く場所を変えて空気の流れを良くすることも有効です。
葉を変色させない!クワズイモの管理で押さえておくべきポイント3つ
日常的なケアもクワズイモの健康維持には重要です。以下のポイントを参考に、クワズイモのケアを見直してみましょう。
適切な水やり
クワズイモは水を好む植物ですが、根腐れを防ぐため、土が乾いてから水やりをすることが基本です。
特に葉の裏が白くなる原因が過湿による場合もあるため、季節や室温に応じた水やりを心がけましょう。
室内の湿度管理
湿度が高すぎると病気や害虫が発生しやすくなります。
室内で育てる場合、湿度が高くなりすぎないように、除湿機や換気を活用して管理しましょう。
風通しの良い環境
風通しが悪いと病気や害虫が発生しやすくなるため、クワズイモの周囲の空気の流れを確保することも大切です。
定期的に場所を移動させたり、エアコンや扇風機で空気を循環させましょう。
クワズイモの葉の裏が白い?まばらに変色する原因と対処法【まとめ】
クワズイモの葉の裏が白くなる原因は、うどんこ病やハダニなどの害虫、栄養不足、日照不足または過剰が考えられます。
原因をしっかりと見極め、それに応じた対処法を実施することで、クワズイモの健康を取り戻すことができます。
また、日常的なケアで湿度や風通し、栄養管理を行うことも重要です。