クワズイモの葉や芋に蜘蛛の巣のようなものが湧く。。取っても取っても再発するけど、一体なに?
クワズイモの葉にクモの巣のようなものが湧いてお困りですか?
単純にクモが原因のものもあれば、実は害虫の影響でできる場合もあるんです。
特に害虫が原因の場合、放っておくとあっという間に枯らされてしまうことも。。
そこで今回は、クワズイモにクモの巣状のものが湧く原因とその対処法について詳しく解説します。
クワズイモの葉にクモの巣ができる原因とは?
クワズイモの葉にクモの巣ができる原因は、主に以下のようなものが考えられます。
クモによる自然の巣作り
一般的に、室内外のクモが巣を張るのは自然な行動です。
特に湿度が高く、風通しが悪い環境では、クモが住み着きやすくなり、葉の隙間に巣を作りやすくなります。
害虫の発生による二次被害
クワズイモに発生するクモの巣の原因として最も多いのが、ハダニです。
ハダニが植物の葉の栄養を吸うと、葉の色が薄れたり、シミができたりします。
さらに、ハダニはクモの巣に似た細かい糸を作るため、植物全体が「クモの巣に覆われたような状態」になります。
クワズイモに蜘蛛の巣?ハダニによくある症状と駆除方法
クワズイモの葉に蜘蛛の巣状のものが湧く場合、ハダニの可能性が高いです。
ハダニが付いた時によくある症状と駆除方法を紹介します。
ハダニの特定方法
ハダニがクワズイモに発生しているかを確認するには、葉の裏側を観察します。
ハダニは葉の裏側に付きやすく、赤や茶色の小さな点として見えます。
ハダニが大量に発生すると、葉にシミや薄い白い粉が付いたような見た目になります。
ハダニの駆除方法
ハダニの駆除には、以下のような方法があります。
- 水での洗い流し
まずは霧吹きやシャワーで葉をしっかり洗い流します。ハダニは乾燥に強く、水を嫌うため、定期的な洗浄が効果的です。水洗いをする際は葉裏までしっかりと流しましょう。 - 植物用の殺虫スプレー
取っても取っても再発するなら観葉植物用の殺虫剤を使いましょう。おすすめは「ベニカXネクストスプレー」です。観葉植物に発生しやすい害虫・病気の退治・治療を同時にしてくれる優れものです。
蜘蛛の巣回避!クワズイモの害虫を防ぐためにできる予防策
どんなに気を付けていても害虫が付くことはありますが、以下のポイントに配慮することでその可能性を低く抑えられます。
風通しの改善
クワズイモを置く場所の風通しが悪いと、クモやハダニが付きやすくなります。
定期的に窓を開けて換気をする、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させることで予防効果が高まります。
定期的な葉の清掃
クワズイモの葉を定期的に拭くことで、ほこりや害虫を取り除きやすくなります。
湿らせた布で葉を拭くと、ハダニが発生しにくい清潔な環境を保てます。
蜘蛛の巣回避!やっておくべきクワズイモの日常的なメンテナンス
クワズイモを健康的に育て、クモの巣を防ぐために日常的なケアも取り入れましょう。
適切な水やり
クワズイモは、土が乾いたタイミングで水をたっぷりと与えるのが基本です。
特に乾燥するとハダニが発生しやすくなるため、適度な湿度を保つように意識しましょう。
光の調整
クワズイモは直射日光が苦手ですが、ある程度の光は必要です。
窓越しの柔らかな光が当たる場所に置くと、植物の健康を保ちやすくなります。
月に一度の葉の拭き取り
ほこりが付着していると光合成が妨げられ、弱りやすくなります。
月に一度は濡れた布で葉を拭き取り、常にクワズイモが健康に育つ環境を整えましょう。
クワズイモの葉にクモの巣?原因と対処法を画像付きで解説!【まとめ】
クワズイモの葉にクモの巣が発生する原因と、その対処法について解説しました。
クワズイモの葉にクモの巣が見られる場合、害虫によるものか、自然のクモが巣を張っているかを見極めて対応することが重要です。
定期的な葉の清掃や環境の見直しによって、クワズイモを健康で美しい状態に保つことができます。