ザミオクルカスは成長速度が遅い？葉が増えない原因と対処法

ザミオクルカスを育てているけど、成長が遅い気がする。。大丈夫かな？

実は、観葉植物の中でもザミオクルカスは成長速度が遅い植物として知られます。

ただ、暖かい時期なのに新芽がまった出ない、葉数が増えない…という場合は注意が必要です。

そこで今回は、ザミオクルカスの成長が遅い原因とその対処法、早く育てるためのポイントを詳しく解説します。

ザミオクルカスの成長速度は遅い？

300円ショップで買ったザミオクルカス。約2年でこれくらい成長しました。

ザミオクルカスはもともと成長がゆっくりな植物です。成長が遅いと感じても、焦って肥料を与え過ぎないでくださいね。

ザミオクルカスはアフリカの乾燥地帯を原産とする植物で、過酷な環境でも生き残るためにゆっくり成長する特性を持っています。

気温が足りているのにも関わらず葉が増えない、成長が遅すぎると感じる場合、以下の原因が考えられます。

茎ばかりがびよーんと間延びするのは、日光不足の代表的な症状。

日光が足りないと、光合成が十分に行えず成長が遅くなります。また、茎ばかりが光を求めて間延びしやすいです。

日照時間が短い冬場は、育成ライトを活用するのも◎。

窓から遠く離れた壁際や部屋の隅などに置いていると、高確率で日光不足に陥る。ザミオクルカスも、明るく風通しの良い場所に置くのが理想。

リンク

https://www.oretanyamabokori.com/light/

ザミオクルカスは根に芋状の根茎を抱えているのが特徴。

ザミオクルカスを2年以上植え替えていない場合、鉢の中が根や根茎(芋のように見える部分)でいっぱいになっている可能性が高いです。

鉢内が詰まると根がスムーズに成長できず、新しい葉がなかなか育たなかったり、出ても傷んでしまったりします。

実際にザミオクルカスを育ててみて感じたのが、地上部の成長速度に比べると、根っこの成長速度が比較的早いということ。特に芋部分は徐々に肥大化する。最低でも2年に一度は植え替えておく。

ザミオクルカスの成長が盛んになるのは、15～25℃くらいです。

暑すぎたり、寒すぎたりするとどうしても成長が鈍化します。

筆者の経験上、冬は成長しないのが自然。冬に無理に成長させようとすると失敗しやすい。冬は「成長」より「現状維持」が大事！春になれば自然と新芽が出てくることが多い。

ザミオクルカスの成長が遅い原因として、日照不足や水やりの問題、鉢や土の環境、気温などが挙げられます。

これらを見直し、適切に対処することで成長を促進できます。

とはいえ、冬は現状維持に集中してね。

ザミオクルカスは時間をかけてじっくり育つ植物ですので、焦らず気長に楽しんで育ててましょう。