ザミオクルカスは100均の土でも育つ?
結論から言えば、100均の土でもザミオクルカスを育てることはできます。
ただ、よりザミオクルカス向きの土にするためには、さらにひと手間加えるのがおすすめです。
そこで今回は、100均の土でザミオクルカスを育てるコツを詳しく解説します!
100均の土をザミオクルカス向きにアレンジする方法
100均には様々な種類の園芸用土が販売されています。それぞれの土をザミオクルカス向きにアレンジする方法を紹介します。
観葉植物の土
そのままでも使用可能ですが、室内管理の場合は少々保水性が高すぎます。
ひと手間加えることで、よりザミオクルカスに適した土にアレンジできます。
アレンジ方法
- 「パーライト」や「赤玉土(小粒)」「鹿沼土(小粒)」などの無機質な土を混ぜ込む。観葉植物の土5:赤玉土4:パーライト1など。
- 鉢に深さがある場合は、鉢底石を多めに入れて鉢内の水はけを確保しておく。
- 赤玉土や鹿沼土を使う場合、粒が崩れにくい「硬質」タイプがおすすめ。
赤玉土や鹿沼土
そのままでも使えなくはありませんが、無機質なため栄養分がほぼ含まれていません。
また、土の粒が大きすぎると、小さな株の場合はなかなか安定せずグラついてしまいます。
アレンジ方法
- 保水性をプラスするため腐葉土を混ぜこむ。赤玉土5:腐葉土2:軽石(小粒)3など。
- 緩効性肥料として「マグァンプk」をあらかじめ土に混ぜ込んでおく。
草花用の土
草花用の土は保水性が高すぎるため、ザミオクルカスには向きません。
ただ、ひと手間加えて水はけを良くしてやると、ザミオクルカスにも使うことができます。
- 鉢穴が複数開いた鉢を使い、鉢底には鉢底石を必ず敷いておく
- 水はけと通気性を高めるため、赤玉土や軽石を混ぜ込む。草花の土3:赤玉土3:鹿沼土2:軽石(小粒)2など。
ザミオクルカスを100均の土で育てる際の注意点
ザミオクルカスを100均の土で育てる場合、以下のポイントに注意しましょう。
根腐れに注意する
- 100均の土は保水性が高いものが多いため、過湿になるリスクがあります。
- 水やりは「土が完全に乾いてからたっぷり」を必ず守りましょう。
1~2年に一度、新しい土に植え替える
100均の土は比較的、粒が崩れやすいものも多いです。
2年以上植え替えていないと土の粒が崩れ、粘土状に固まることで鉢内が蒸れ、根腐れを引き起こしてしまいます。
個人的には1年に一度、春先に新しい土に交換することをおすすめします。
窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須
室内でザミオクルカスを育てるなら、サーキュレーターは必須アイテムです。
100均の土は保水性が高いものが多いため、風通しが悪いと根腐れ、カビ、害虫の発生リスクが高まります。
特に窓を閉め切る時期は、サーキュレーターは必須です。
ザミオクルカスに100均の土を活用するメリットとデメリット
100均の土をザミオクルカスに使うメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット
- 安価で手軽:初心者でも気軽に試せる。
- 手に入りやすい:全国どこでも購入可能。
デメリット
- 品質にばらつきがある:保存状態や種類による違いが大きい。
- 改良が必要:そのままだと水はけや肥料成分が不十分な場合がある。
- 粒が崩れやすいこともある:土の種類によっては比較的早い段階で粒が崩れることも。最低でも2年に一度、できれば1年に一度、新しい土に交換しておくのがおすすめ。
100均の土をザミオクルカス向きにアレンジする方法【まとめ】
ザミオクルカスは丈夫で育てやすい植物なので、100均の土でも工夫次第で元気に育てることができます。
- 水はけを重視した土作り。
- 適切な肥料と水やりの管理。
- 鉢底石や軽石を活用して環境を整える。
これらのポイントを押さえて、コスパ良く健康的なザミオクルカスを育てましょう!
100均アイテムを賢く活用し、緑のある暮らしを楽しんでください。