ザミオクルカスは、その独特な外見と手入れのしやすさから人気の観葉植物ですが、中でも「根上がり仕立て」は、
芋のような根茎を際立たせてワイルドな魅力を楽しめるユニークな方法です。
そこで今回は、ザミオクルカスを根上がり仕立てにする方法と注意点をご紹介します。
ザミオクルカスの根上がり仕立てとは?
「根上がり仕立て」とは、土の中に隠れている根茎(芋)をわざと露出させ仕立てる方法です。
通常は土の中に埋まっている根茎を見せることで、生命力溢れるワイルドな存在感を表現できます。
根上がり仕立てが人気の理由
- ユニークな見た目:芋の存在感が強調され、観葉植物としての個性が際立つ。
- 管理がしやすい:根茎が露出しているため、根の状態を観察しやすい。
ザミオクルカスを根上がり仕立てにする方法
ザミオクルカスを根上がりに仕立てる方法を見ていきましょう。
今回は、スリーコインズで見つけた300円のザミオクルカスを、実際に根上がりに仕立てていきます。
適したザミオクルカスの選び方
根上がり仕立てに適したザミオクルカスを選ぶ際、以下のポイントに注意しましょう。
- 健康な株で、芋が大きくしっかりしているもの。
- 根茎がすでに少し露出している株だと初心者にも扱いやすい。
準備するもの
根上がり仕立てをするために以下の道具を用意します。
- 植え替え用の鉢(底穴が複数開いている通気性が良いもの)
- 観葉植物用の土(排水性の良いもの)
- 軽石や赤玉土(根茎を固定するために使用)
- ハサミや剪定バサミ(古い根を整える場合)
適期は春~初夏
ザミオクルカスの植え替えは、春から夏の成長期が最適です。
この時期は植物が活発に成長しており、根茎が土から出ていてもダメージを受けにくいです。
根茎を露出させて植え付ける
植え替え時に土を少なくし、根茎が土から少し出るように配置します。
根茎の周りに、やや粒が大きめの軽石や赤玉土、矢作砂(小粒~中粒くらい)などを敷き、株がぐらつかないように固定します。
ザミオクルカスを根上がりに仕立てた後の管理方法
土が乾いたらたっぷり水やり
根茎が露出していると乾燥しやすくなるため、土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。
ただし、水を与えすぎると根腐れの原因になるので注意が必要です。
室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想
室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。光が足りないとなかなか根が張らず、徐々に茎が倒れてしまいます。
ただし、直射日光は葉焼けを引き起こす可能性があるため避けましょう。
20度~25度がベスト
温暖な環境を維持し、風通しの良い場所で発根を促します。
特に冬場は、根茎が冷えると傷むことがあるため、暖かい場所で管理しましょう。
根茎のチェック
定期的に根茎の状態を観察し、異常(変色や柔らかくなるなど)がないか確認しましょう。
ブヨブヨする場合は、できるだけ早めに切り取ることで、腐敗が拡がるのを阻止できます。
ザミオクルカスを根上がり仕立てに!個性的な球根を目立たせる方法【まとめ】
ザミオクルカスの根上がり仕立ては、芋のような根茎を際立たせることでユニークな見た目を楽しめる仕立て方です。
適切な手順で行えば、管理もしやすく個性的なインテリアグリーンとして楽しむことができます。
ぜひ今回ご紹介した方法を参考に、あなただけのザミオクルカスを仕立ててみてください!