ザミオクルカスの葉が黄色くなるのはなぜ？原因別の対処法と復活方法を徹底解説

ザミオクルカスの葉が黄色くなってきた…とお悩みですか？

古い葉が黄色くなるのは新陳代謝によるものの可能性が高いですが、比較的新しい葉が黄色くなる場合は注意が必要です。

そこで今回は、ザミオクルカスの葉が黄色くなる主な原因と、それぞれに応じた対処法や予防策を紹介します。

ザミオクルカスの葉が黄色くなる原因
ザミオクルカスの黄色くなった葉は切る？残す？
1. 黄色くなった葉を取り除く
2. 根の状態を確認する
ザミオクルカスの葉が黄色くならないようにする予防策
ザミオクルカスの葉が黄色くなるのはなぜ？原因別の対処法と復活方法を徹底解説【まとめ】

ザミオクルカスの葉が黄色くなる原因

新陳代謝で株元の古い葉だけが黄色くなったザミオクルカス。

ザミオクルカスの葉が黄色くなる場合、よくある原因には以下のようなものがあります。

水やりのし過ぎ

ザミオクルカスは乾燥に強い植物です。

土が乾かないうちに、次から次へと水やりしていると、あっという間に根が傷んでしまいます。

根腐れの症状

葉全体が黄色くなる
茎が柔らかくなる
根元から腐敗臭がする

対処法

土が完全に乾いてから水を与える
冬場は水やりの頻度を控える（月1～2回が目安）

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光線不足

茎が弱々しく垂れるのは日光不足の代表的な症状。

ザミオクルカスは明るい間接光を好みますが、光が少なすぎると日光不足に陥ります。

光量不足のサイン

葉が全体的に薄く黄色になる
茎が徒長して間延びしている

対処法

日照時間が短い冬場は、植物育成ライトを活用するのがおすすめ。

室内なら南～東向きの窓際に置くのが理想。窓越しの光ならレースカーテンは基本不要
日当たりの良い場所が見つからないなら、植物用ライトを活用する

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寒い(15度以下)

ザミオクルカスは熱帯原産のため、寒さが苦手です。特に冬場の寒さは葉が黄色くなる大きな原因です。

寒すぎるときのサイン

冬に葉が一斉に黄色くなる
植物が全体的に弱っている

対処法

室内でザミオクルカスを育てるなら温度計は必須アイテム。

室温を15℃以上に保つ（特に冬場）
窓際に置いているなら、冬は夜になったら窓から1～2m離しておくとよい
加湿器を使って湿度を40～60%に保つ

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病害虫の被害

葉がまばらに変色する・ベタベタする場合は要注意。

ザミオクルカスの葉がまばらに黄色く変色する場合、ハダニやカイガラムシなどの害虫が付いている可能性があります。

害虫のサイン

葉に白い斑点やベタつきがある
葉の裏に小さな虫がついている

病気のサイン

芋や茎が黒く変色している
黄色くなった葉がポロポロと落ちる

対処法

害虫には殺虫剤や水拭きを行う
病気が進行している場合は腐った部分を切除し植え替える

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2年以上植え替えていない

ザミオクルカスを2年以上植え替えていないと、鉢の中が根や芋でぎゅうぎゅう詰めになります。

根詰まりや土の劣化によって鉢内が蒸れると、根腐れのリスクが高まります。

根詰まりの症状

2年以上植え替えていない
鉢底から根がはみ出る
水やり後、土に水分が浸み込むまで時間がかかる
新しい葉まで黄色く傷む
新芽が出ない、生育が止まる

対処法

春～初夏に植え替えを済ませる
冬の植え替えは基本避ける

ザミオクルカスの黄色くなった葉は切る？残す？

黄色くなった葉を取り除く

黄色くなった葉は元に戻らないため、植物全体の健康を保つために取り除くことをおすすめします。

手順

消毒したハサミを用意する
葉の根元から切り取る
切り口に殺菌剤を塗る（必要に応じて）

根の状態を確認する

葉が黄色くなる原因が根にある場合、植え替えが必要です。

植え替え手順

植物を鉢から取り出し、根を観察する
痛んだ根を切り取り、殺菌処理を施す
新しい鉢と土に植え替え、数日間は水を控える

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ザミオクルカスの葉が黄色くならないようにする予防策

適切な水やりを心がける

水はけの良い土を使用する
春～秋の水やりは土が乾いてからが基本
冬は土が乾いて、さらに2日～3日ほど経ってから、土の約1/3が湿るくらいの量の水を与えるくらいで十分

室内なら南～東向きの窓際に置くのが理想

部屋の中でも窓辺など明るい場所を選ぶ
光が不足する冬場は植物用ライトを利用する

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寒さに当てない

冬場は室温を15℃以上に保つ
夏場の直射日光は遮光する

定期的な葉や根のチェックを行う

葉の裏に害虫がいないか確認する
植え替え時に根の健康状態をチェックする

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ザミオクルカスの葉が黄色くなるのはなぜ？原因別の対処法と復活方法を徹底解説【まとめ】

ザミオクルカスの葉が黄色くなる原因は、水やりの過不足、光量の問題、栄養バランス、温度管理の不備、病害虫の被害などさまざまです。

しかし、適切な対処を行えば、再び元気な緑を取り戻すことが可能です。

今回紹介した原因別の対策を参考に、ザミオクルカスを健康的に育てましょう！