ザミオクルカスの茎がひょろひょろと間延びし、弱々しい見た目になっていませんか?
この記事では、ザミオクルカスが徒長してしまう原因とその対処法、徒長の予防策を詳しく解説します。
正しい知識を身につけて、健康的で美しいザミオクルカスを育てましょう!
ザミオクルカスが徒長したときの症状
茎がだらんと間延びして倒れてしまっている。これは日光不足の代表的な症状です。
ザミオクルカスは濃い緑色でしっかりとした葉と茎を持ち、均整の取れた形が特徴ですが、徒長が起こると次のような状態になります。
- 茎が長く伸びすぎてしまう
- 葉が薄く、間隔が広がる
- 全体的にひ弱で元気がないように見える
ザミオクルカスが徒長する主な原因は日光不足
窓から遠く離れた壁際や部屋の隅は要注意
ザミオクルカスは半日陰でも育てられる植物ですが、最低限の光は必要です。
光が不足すると、植物はより多くの光を求めて茎を伸ばし、その結果徒長が発生します。
見分け方
- 茎が長くひょろひょろと伸びる
- 葉が薄く、間隔が不自然に広い
過剰な水やり
ザミオクルカスは乾燥に強い植物で、過剰な水分を嫌います。
水を与えすぎると、根が酸素不足になり栄養吸収がうまくいかず、茎が弱々しくなることがあります。
見分け方
- 葉が黄色く変色する
- 根元がふにゃふにゃしている
寒さによるストレス
ザミオクルカスは熱帯地域原産の植物であるため、寒さに弱いです。低温環境下では生育が鈍り、徒長の原因となります。
見分け方
- 茎が途中で曲がる
- 成長が止まったように見える
徒長したザミオクルカスを仕立て直す方法
すでに徒長したザミオクルカスの樹形を整える場合、切り戻して挿し木にするか、間延びした部分を切り戻し、新芽が出るのを待つ必要があります。
すでに間延びした部分を元に戻すことは出来ない
すでに徒長した茎を元の状態に戻すことはできません。
回復力の高い春~初夏に間延びした部分をカットし、挿し木にして育て直すことはできます。
徒長した茎は春~初夏にカット
徒長が進んでしまった茎は、剪定して新しい芽が出るのを促すのが有効です。以下の手順で行いましょう:
- 消毒済みのハサミを用意する
- 徒長した部分を切り戻す(根元から数センチ残す程度)
- 切り取った茎は水差しや挿し木に利用可能
ザミオクルカスがひょろひょろに徒長する原因と対処法【まとめ】
ザミオクルカスの徒長は、光量不足や過剰な水やり、温度管理のミスなどが主な原因です。
しかし、正しい知識を持って適切な対策を取れば、元気な姿を取り戻すことができます。
初心者でも実践できるケア方法を参考にして、健康で美しいザミオクルカスを楽しみましょう!