アンスリウムの葉がすべて落ちて茎だけになっちゃった。。
何らかの理由で葉がすべて枯れてしまい、茎だけが残ってしまうことがあります。
このようになると「もう復活は無理かな?」と思う方もいるかもしれませんが、適切に対処すれば復活の可能性も残されています。
そこで今回は、茎だけになったアンスリウムを復活させる方法について解説します。
農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!
アンスリウムが茎だけになってしまう時によくある原因
茎だけになったアンスリウムを復活させるには、まずその原因を特定することが重要です。以下に、よくある原因を挙げます。
水やりの問題
- 水不足:根が乾燥してしまい、葉が枯れる原因に。特に長期間水を与えないと、全体的にダメージが及びます。
- 過剰な水やり:根腐れが発生し、葉が次々と枯れて茎だけになることがあります。
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光不足
アンスリウムは明るい間接光を好みます。暗すぎる環境では光合成が不足し、葉が弱って枯れる原因に。
窓から遠く離れた壁際や部屋の隅に置いたままだと、日光不足に陥って株が弱ります。
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寒さや空気の乾燥によるダメージ
寒さに弱いため、特に冬場に10℃以下になるとダメージを受け、葉が落ちやすくなります。
また、湿度不足も葉を傷める原因です。湿度50%以下だと葉も傷みやすくなります。
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害虫や病気
葉がべたつく時は要注意。カイガラムシが付いていることが多い。
葉にベタベタや見慣れない粒々、蜘蛛の巣状のものなどが付着している場合、病害虫の可能性もあります。
- ハダニやアブラムシなどの害虫が茎や根を傷めることがあります。
- 根腐れ病やうどんこ病が進行すると葉が落ち、茎だけになることも。
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老化現象によるもの
アンスリウムは適切な管理をしていても、葉が古くなると枯れていきます。
長年育てた株では、茎が木質化して葉が少なくなることもあります。
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茎だけになったアンスリウムを復活させる方法は?
茎だけになっても、株の状態によっては復活の可能性も大いにあります。
現在の状態をチェック
- 茎が緑色でしっかりしているか確認
茎に触れて硬い、弾力がある、しっかり根が張っているなら復活の可能性は高いです。茎に触れてスカスカしていたり、柔らかくなっている、ぐらぐらする場合は復活は難しいです。
傷んだ部分を取り除く
茎が腐っている部分があれば、清潔なハサミで健康な部分まで切り戻します。
根が腐っている場合も、同様に傷んだ部分を取り除きます。
必要であれば植え替える
- 適切な土に植え替え
腐葉土、ピートモス、軽石などを混ぜた水はけの良い土が理想的です。100均で購入できる観葉植物用の土でも代用可能です。
- 鉢の選び方
通気性の良い素焼き鉢がおすすめです。鉢底には鉢底石を敷いて排水性を確保します。
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室内なら南~東向きの窓際に置く
直射日光を避けた明るい場所に置きます。室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。
冬場は最低でも15℃以上になるよう管理します。
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土が乾いてから控え目に水やり
土が完全に乾いたタイミングで水を与えます。過剰な水やりは根腐れの原因になるので注意。
葉が増えるまでは、土が1/3ほど湿るくらいの量の水やりに抑えます。
こまめな葉水で空中湿度を保つ
空気が乾燥する冬場やエアコン使用時は、加湿器や霧吹きを使って湿度を50~60%程度に保ちます。
植物用のドームや透明な袋で覆うと湿度を確保しやすくなります。
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アンスリウムが茎だけにならないための予防策
適切な水やり
過剰な水やりや放置を避け、土が乾いたタイミングで適量を与える。
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適切な光の確保
室内の明るさに注意し、暗すぎる場所を避ける。
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定期的な植え替え
根詰まりを防ぐため、1~2年に1回植え替えを行う。
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茎だけになったアンスリウムでも、原因を特定し、適切な対処を行えば復活する可能性は十分にあります。
焦らず根気よく管理を続け、新芽が出る喜びを待ちましょう。
茎だけにならないための予防策も日常的に実践することで、健康的なアンスリウムを長く楽しむことができます。