「100均で買ったアンスリウムがなかなか育たない…」とお悩みですか?
100均で購入した観葉植物は長持ちしないと思われがちですが、管理のコツさえ押さえていれば、10年以上育て続けることも可能です。
そこで今回は、100均で買ったアンスリウムを丈夫に育てるためのコツを詳しく解説します。
農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!
100均で購入したアンスリウムにありがちな特徴
100均で売られているアンスリウムは、主に小さな株や苗で、まだ成長途中のものが多いです。
以下は、100均で購入したアンスリウムにありがちな特徴です。
小さな苗や株が多い
小さな株は寒さや乾燥に弱い。植え替えは春~秋の暖かい時期におこなおう。
100均で売られているアンスリウムは、まだ根がしっかり張っていない場合も多いです。
幼株は環境の変化に弱く、ある程度の大きさに育つまでは特に配慮が必要になります。
鉢が小さい
土の量が少なく、鉢の大きさが合っていないことが多いため、根のスペースが足りないこともあります。
これらの特徴を踏まえた上で、アンスリウムを丈夫に育てるためのコツを見ていきましょう。
100均アンスリウムを丈夫に育てるためのコツ
100均のアンスリウムを丈夫に育てたいなら、以下のポイントを押さえておきましょう。
土と鉢の選び方
100均で購入したアンスリウムの成長を促進するためには、まず土と鉢を見直すことが重要です。
- 土の見直し: 市販の観葉植物用土は、通気性や水はけが良いため、根の成長を助けます。また、軽石やパーライトを混ぜると、さらに排水性が良くなり、根腐れを防ぎます。
- 鉢の選び方: 鉢のサイズは、アンスリウムが成長するにあたって重要です。最初に100均で買った鉢が小さい場合は、成長に合わせて少し大きめの鉢に植え替えましょう。鉢底に穴が開いている鉢を選び、余分な水分が溜まらないようにします。
適切な水やり
アンスリウムは湿度を好みますが、水分が多すぎると根腐れを引き起こすこともあります。
- 水やりの頻度: 土が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。ただし、鉢底から水が流れるまで水やりをすることで、過剰な水分を排出できます。特に冬は成長が鈍くなるため、水やりの頻度を減らすことが重要です。
- 水温: 水やりの際に使用する水の温度にも注意が必要です。冷たい水を使うと根を傷めることがあるため、常温の水を使うようにしましょう。
光と温度の管理
アンスリウムは直射日光を避けることが大切です。特に、葉が焼けやすいため、強い日差しを直接浴びない場所に置くことが必要です。
- 適切な場所: アンスリウムは明るい間接光を好みます。日当たりの良い窓辺などが理想的です。直射日光は葉にダメージを与えるため、カーテン越しの光や、日陰に置くことが大切です。
- 温度管理: アンスリウムは温暖な気候を好むため、15度~28度の温度範囲で育てると良いでしょう。寒さには弱いため、冬場は暖かい場所に置き、温度管理をしっかり行いましょう。
湿度の管理
アンスリウムは湿度が高い環境を好みますが、乾燥しすぎると葉が枯れたり、花がうまく咲かないことがあります。
湿度を保つためには以下の方法を試してみましょう。
- 霧吹き: アンスリウムの葉に霧吹きで水をかけることで、湿度を補うことができます。特に乾燥しやすい冬の時期には効果的です。
- 加湿器の使用: 室内の湿度が低い場合は、加湿器を使って湿度を保ちましょう。
100均のアンスリウムに関するよくある質問
葉の色が悪くなる
アンスリウムの葉が黄色くなったり、色が悪くなる原因にはいくつかの要素があります。
- 原因1: 水やり過多: 土が湿りすぎて根が酸欠状態になると、葉が黄色くなることがあります。
- 原因2: 直射日光: 強すぎる日差しが葉焼けを引き起こすことがあります。
- 対処法: 水やりの頻度を見直し、日陰に移動させることで改善できます。
なかなか花が咲かない
アンスリウムが花を咲かせない理由として、以下が考えられます。
- 原因1: 光が足りない: アンスリウムは明るい場所を好みます。光が足りないと花が咲きません。
- 原因2: 栄養不足: 肥料不足で花が咲かないこともあります。
- 対処法: 明るい場所に移動し、観葉植物用の液体肥料を与えることで、花が咲くことがあります。
100均のアンスリウムは育たない?丈夫な株に育てるコツを解説!【まとめ】
100均で購入したアンスリウムは、確かに初めは育てにくいこともありますが、適切な土、鉢、光、温度、湿度管理を行うことで、丈夫で美しい株に育てることができます。
ぜひ、この記事で紹介したコツを参考にして、100均で買ったアンスリウムを育ててみてください!