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カラテアに蜘蛛の巣?よくある原因と対処方法を徹底解説!

ハダニ被害を受けた観葉植物 カラテア

カラテアの葉や葉の付け根に蜘蛛の巣のようなものが湧く。。

カラテアを育てていると、このようなトラブルに遭遇することがあります。

実は、カラテアにこのような症状がみられる場合、放置しているとさらに被害が拡がってしまう恐れがあるんです。

そこで今回は、カラテアに蜘蛛の巣が発生する原因と、それに対する効果的な対処方法について解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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カラテアに蜘蛛の巣のようなものが湧く原因

葉がまるまるカラテアの株元を確認

カラテアに現れる「蜘蛛の巣」のようなものの正体は、「ハダニ」や「ホコリ」が原因である場合がほとんどです。

蜘蛛そのものが巣を張ることは少なく、ハダニなどの害虫が発生しているケースが多いのです。

ハダニの発生

ハダニ(害虫)被害によりまばらに色抜けしたクワズイモの葉っぱ

ハダニは観葉植物に付きがちな害虫で、乾燥した環境を好みます。

ハダニは小さな蜘蛛のような外見で、葉や茎に付着して汁を吸い取るため、葉が白っぽく変色し、弱ってしまう原因となります。

ハダニが多く発生すると、葉の表面に蜘蛛の巣のようなものが付着します。

ホコリやカビの蓄積

カラテアの葉の表面や茎の間にホコリやカビがたまると、遠目から見て蜘蛛の巣のように見えることがあります。

特に湿度が高く風通しの悪い場所に置かれていると、ホコリやカビが蓄積しやすくなり、見た目が蜘蛛の巣のようになってしまうのです。

 

カラテアにハダニが発生する原因

ハダニ被害を受けた植物

ハダニが発生する原因について、もう少し詳しく見てみましょう。ハダニは非常に小さく、肉眼では見えにくいですが、乾燥した環境下で発生しやすい厄介な害虫です。

乾燥した環境が原因

ハダニは湿度が低い環境で活動が活発になります。

カラテアは湿度の高い環境を好む植物なので、乾燥するとストレスを受けやすく、そこにハダニがつきやすくなります。

エアコンや暖房を使用する室内では特に乾燥しやすく、注意が必要です。

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風通しの悪さ(窓を閉め切った室内)

風通しが悪い場所に置かれたカラテアは、空気がこもりやすく、ホコリや湿気がたまりやすくなります。

このような環境ではカビやハダニが発生しやすくなり、蜘蛛の巣のような見た目に繋がることがあります。

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蜘蛛の巣の正体がハダニの場合、カラテアにが受けるダメージ

茶色く傷んだカラテアの葉

ハダニがカラテアに与える影響は大きく、放置しておくと植物の健康状態が悪化します。以下に、ハダニが引き起こす代表的な症状を挙げていきます。

葉が白く変色する

ハダニは葉の汁を吸い取るため、吸われた箇所は徐々に白っぽく変色していきます。

これが進行すると、葉全体が黄変し、最終的には枯れてしまうこともあります。

葉がしおれる

ハダニによって葉の水分が吸収されてしまうと、葉はしおれやすくなります。

特に、カラテアの若い葉や柔らかい葉は影響を受けやすいため、早めの対処が必要です。

生育不良

ハダニがカラテアに付くと成長が妨げられ、葉が小さくなったり、新しい葉が出にくくなったりします。

ハダニは植物のエネルギーを消耗させるため、健康な成長が難しくなってしまいます。

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カラテアに付いたハダニを駆除する方法

茶色くなったカラテアの葉

カラテアにハダニがついてしまった場合、いくつかの駆除方法があります。以下に、効果的な対処法を解説します。

水で洗い流す

ハダニは水に弱いので、シャワーなどを使って植物全体を洗い流すことも効果的です。

特に葉の裏側や茎の部分にはハダニが付きやすいので、しっかりと水で洗い流し、ハダニの数を減らしましょう。

この方法は、特に室内栽培で他の植物と隔離できる場合におすすめです。

ベニカXネクストスプレーを噴射

ベニカネクストスプレー

観葉植物に発生しやすい害虫・病気の退治と治療を、同時におこなってくれる便利アイテム。

ハダニの被害が大きい場合、市販の植物用の殺虫剤を使用するのも手段の一つです。

カラテアは葉がデリケートなので、使用する前に必ず製品の説明を読み、規定の量を守って使用するようにしましょう。

また、屋外で作業することで、殺虫剤の影響を最小限に抑えることができます。

他の植物との隔離

ハダニは他の植物にも移りやすいため、ハダニが発生した場合はカラテアを他の植物から隔離し、被害が広がらないようにしましょう。

隔離することで、他の植物にハダニが移動するリスクを減らすことができます。

 

蜘蛛の巣防止!カラテアのハダニ対策

部分的に茶色く枯れたカラテアの葉

ハダニが一度発生すると再発しやすいため、予防策も重要です。以下に、ハダニが再発しにくい環境を作るためのポイントを紹介します。

葉水(霧吹き)で湿度を上げる

カラテアに葉水

スプレータイプの活力剤なら保湿と栄養補給が一度にできて便利。

カラテアは湿度を好む植物ですので、葉水を使って湿度を保つことは、ハダニ対策として有効です。

1日に1〜2回、葉全体に霧吹きをして水分を補給し、ハダニの発生を抑えましょう。

ただし、葉水をかけた後に水が葉に残るとカビが発生する恐れがあるため、通気の良い場所に置くことが大切です。

風通しの良い場所に置く

アイリスオーヤマのサーキュレーター「アイmini」

室内でカラテアを育てるならサーキュレーターは必須アイテム!

カラテアを風通しの良い場所に置くことで、ハダニやカビの発生を抑えられます。

空気の循環が良いと、湿度が偏らず、害虫の発生リスクも減少します。

窓辺などに置く場合も、直射日光を避けながら通気を意識しましょう。

定期的に葉の清掃を行う

観葉植物のほこり掃除

ニームオイル配合のサイバークリーンなら、ホコリ掃除と害虫予防が同時にできて便利。

カラテアの葉にホコリが溜まると、ハダニが発生しやすくなるため、定期的に柔らかい布で葉の表面を拭くようにしましょう。

ホコリや汚れを取り除くことで、光合成の効率も上がり、健康的な成長をサポートします。

新しい植物の隔離

新しく購入した植物にはハダニが付いている可能性があります。

そのため、すぐにカラテアの近くに置かず、まず隔離してから様子を見て、問題がなければ配置するようにしましょう。

 

カラテアに蜘蛛の巣?よくある原因と対処方法【まとめ】

カラテアに見られる蜘蛛の巣のようなものの正体は、ハダニやホコリによるものが多く、早めの対処が必要です。

乾燥と風通しの悪さがハダニの発生を引き起こす原因となるため、湿度管理や葉の清掃、環境の見直しを心がけて、カラテアを健康に育てましょう。

カラテアの美しい葉を保ち、害虫の発生を防ぐためにも、日々のケアを徹底していきましょう。

カラテア
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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