クワズイモの芋の部分がなかなか太くならない。。もっと太くしたい時はどうすればいいの?
育て方によっては芋が細く、頼りない印象になってしまうこともあるクワズイモ。
今回はそんなクワズイモの茎を太く、しっかりとした株に育てるための3つのポイントを紹介します。
たった3つのポイントを押さえているだけで、太く丈夫なクワズイモに育てることが可能です。
クワズイモを太くしたい!3つのポイントを押さえて巨大化させる方法
クワズイモの芋を太くしたい場合、以下3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
ポイント1:南~東向きの窓際に置く
クワズイモを大きく、芋を太く育てるためには日光が不可欠です。
窓から遠く離れた壁際や部屋の隅に置いていると、なかなか太くならないどころか、細く弱々しい姿になります。
植物育成ライトを活用するのもおすすめ
西・北向きの窓際や冬場はどうしても日照時間が短くなるため、サポートとして植物育成用のLEDライトを使うのもおすすめです。
1日8~10時間程度、均等に光が当たるように照射すると、自然光と同様の効果が期待できます。
ポイント2:1~2年に一度の鉢増し
鉢内の空間に余裕があると、クワズイモの根はより多くの養分や水分を吸収でき、芋を太く成長させやすくなります。
1~2年ごとに一度、ひと回り大きな鉢に植え替えることで、根が伸びやすい環境に整えましょう。
植え替えのタイミングは春~初夏がベスト
クワズイモの植え替えは、春から初夏の成長期が最適です。
この時期はクワズイモが活発に成長するため、根が新しい土にすぐに馴染むことができます。
鉢増しをする際は、今の鉢より直径プラス3cmほどのものを選びましょう。
ポイント3:風通しの確保(窓を閉め切る時期はサーキュレーター必須)
植物は適度な風を受けることで気孔の開閉がスムーズになり、光合成が盛んになります。
特に冬場は窓を閉め切ることが多いため、サーキュレーターを使って室内の空気循環を促しましょう。
冬場はサーキュレーターとともに加湿器も活用
冬は暖房を使用することで空気が乾燥します。加湿器を併用しつつ、サーキュレーターで空気を循環させましょう。
加湿器の水蒸気をサーキュレーターで拡散させると、クワズイモに必要な湿度と適切な風通しの両方を同時に確保できます。
クワズイモの茎を太くするために注意すべきポイント
クワズイモの茎を太くするためには、上記の3つのポイントに加え、以下の注意点も押さえておく必要があります。
鉢の中心に植えて安定させる
クワズイモは、重心が偏ると茎が倒れやすくなるため、重心を意識して配置することが大切です。
鉢を回して茎が均等に光を浴びるようにするか、支柱を使って茎を支えるとバランス良く成長させられます。
秋~冬の植え替えは避けて
クワズイモを植え替えるのは、春~初夏にかけての暖かい時期がベストです。
気温が下がる秋~冬に植え替えると、根が十分に回復する前に寒さで弱ってしまうことがあるため気を付けましょう。
最低でも15度をキープ
クワズイモは寒さに弱い植物のため、冬場の温度管理にも気をつけましょう。
温度が低すぎると生長が止まり、茎が貧弱になってしまいます。
室内の温度は15℃以上を維持し、冷え込む場所に置かないように注意が必要です。
クワズイモの茎が太くなった後のメンテナンス
茎がしっかりと太くなった後も、クワズイモの美しさを保つために、定期的なメンテナンスが必要です。
葉の剪定と茎のケア
クワズイモの古い葉や、弱った葉はこまめに剪定することで、栄養が健康な茎や葉に行き渡り、さらに太い茎を保つことができます。
剪定は、株の根元からスッキリと切ると見栄えも良くなります。
水やりの頻度は時期ごとに変える
クワズイモの水やり頻度は時期によって変えましょう。
生育が盛んな春~秋にかけては、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと。
生育が鈍る秋~冬にかけては、土が乾てさらに2日~3日ほど放置し、土の約1/3が湿るくらいの量の水やりで十分です。
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