アンスリウムが葉焼けしちゃった。茶色くなった葉や花は切るべき…?
アンスリウムの葉が茶色く焦げたようになる「葉焼け」にお悩みですか?
葉焼けは見た目を損ねるだけでなく、植物全体の健康を損なう恐れもあります。
そこで今回は、アンスリウムが葉焼けする原因と対処法、葉焼けから回復させる方法について解説します。
アンスリウムが葉焼けする原因と対処法
アンスリウムが葉焼けする主な原因は、ズバリ「直射日光」です。
夏場の直射日光
アンスリウムは半日陰を好むため、直射日光が当たると葉焼けを起こしやすくなります。
葉の温度が急激に上がることで、葉の細胞がダメージを受け、茶色や黒っぽく変色します。
高温・乾燥(主に夏場)
アンスリウムは25度前後の温度を好みますが、30度を超える高温や乾燥は葉にストレスを与え、葉焼けを引き起こすことがあります。
また、乾燥した空気は葉の水分を奪い、枯れたような見た目になりがちです。
乾燥とエアコンの影響
湿度が下がると葉の保水が難しくなり、乾燥して傷むことがあります。
エアコンの風が直接当たる場所に置くとさらに乾燥が進み、葉焼けが起きやすくなります。
葉焼けしたアンスリウムを復活させる方法
葉焼けした部分を元に戻すことはできませんが、適切にケアすれば回復させることが可能です。
葉焼けの確認と対処法
葉焼けした部分は元の色に戻りません。
どうしても気になるなら、茶色く枯れた葉やダメージのある部分をハサミで切り取っても構いません。
直射日光に当てない
特に屋外の場合、直射日光の当たる場所は避けます。夏場、屋外に置く場合は遮光ネットを被せておくと安心です。
逆に、室内で光が不足しがちな場合は植物育成ライトを活用するのも良いでしょう。
冬の室内では空気の乾燥に注意
葉焼けの予防には湿度の管理が欠かせません。アンスリウムに適した湿度は50〜60%程度です。
冬場など空気が乾燥しやすい時期には、加湿器を使ったり、霧吹きで葉に水を与えることで湿度を保つことができます。
ただし、葉に直接水が溜まりすぎるとカビの原因になるため、少量を霧状で与えるのがポイントです。
葉焼け回避!アンスリウムを美しく保つコツ
葉焼けを予防し、アンスリウムを健康に育てるためには日常のケアが重要です。
室内なら南~東向きの窓際に置く
アンスリウムは、直射日光が当たらない場所に置きます。室内なら南~東向きの窓際に置くのが良いでしょう。
エアコンの風が直接当たらないように配置し、過剰な乾燥や冷風によるダメージを防ぎましょう。
定期的な葉・葉のチェック
葉に乾燥や焼け跡、色褪せ等がないか定期的にチェックします。
葉や花に異常が見られたら、すぐに置き場所を見直すか遮光ネットで対応することで、症状の悪化を防ぎます。
アンスリウムが葉焼けする原因と対処法!復活させる方法も解説【まとめ】
アンスリウムの葉焼けは、日光や温度・湿度管理の不適切さによって起こることが多く、特に直射日光と乾燥した空気には弱いです。
葉焼けが発生した場合には、すぐに日光の当たる場所や温湿度を見直すことが大切です。
また、湿度を保ちつつ適切な水やりを行うことで、健康的なアンスリウムを育て続けることができます。
アンスリウムを長く美しい状態で楽しむために、日々のケアと環境調整を意識して育ててみてくださいね。