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金のなる木の葉が下向きに垂れ下がる原因は?対処法を解説

根腐れ気味の金のなる木 金のなる木

金のなる木の葉っぱが下向きに垂れたようになってるけど、どうすれば復活してくれるの?

金のなる木を長く育てていると、このような症状に悩まされることがあります。

そこで今回は、金のなる木の葉が下向きに垂れ下がるときによくある原因と対処法について紹介します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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金のなる木の葉が垂れ下がるときによくある原因①日光不足

ひょろひょろに徒長した金のなる木

日光不足が続くと、葉と葉の間隔が伸びて弱々しい姿になる。

金のなる木は観葉植物と違い、日光を非常に好みます。

窓から離れた場所に置いたままにしていると、十分な光が得られずあっという間に茎が間延びします。

日光不足で茎が間延びした結果、葉が垂れ下がり、全体的に弱々しい見た目になることが多いです。

対処法

幹が太くなった金のなる木

春~秋のみ屋外の半日陰に置いて育てた様子。
  1. すでに間延びした部分を元に戻すことはできない
  2. 春または秋に、間延びした部分を切り戻す
  3. その後、日当たりの良い場所で育て直す

室内であれば南向きの窓辺が理想です。

特に生育が盛んな春と秋に日光が不足すると間延びしやすいため、気温が許す限りは屋外で育てると丈夫に育ちます。

場所を移動する場合は、数日かけて徐々に光に慣らしていくことで葉へのダメージを防ぐことができます。

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金のなる木の葉が垂れ下がるときによくある原因②根腐れ

根腐れ気味の金のなる木

金のなる木は乾燥に強い反面、過剰な水やりや蒸れには弱いです。

根腐れを起こすと根が必要な水分を吸収できず、結果として葉が元気を失い、垂れ下がる原因となります。

特に排水性の悪い土や、鉢底に水が溜まってしまう状況が続くと根が傷みやすいです。

対処法

  1. 土が完全に乾くまでは水やりを控える
  2. 明るく風通しの良い場所に置く
  3. 春・秋でれば鉢から株を取り出し、傷んだ根を取り除いて新しい土に植え替える
  4. 水やりは土が完全に乾いてからたっぷりとが基本。ちょこちょこ水やりするのは×

水やりの頻度を見直すことが最も重要です。

基本的には、土が完全に乾いてから水を与えるようにし、冬の間はさらに水やりを控える必要があります。

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金のなる木の葉が垂れ下がるときによくある原因③2年以上植え替えないまま放置

手に抱えた金のなる木

2年以上同じ鉢と土で育てていると鉢の中が根っこでぎゅうぎゅう詰めになり、根詰まりが発生します。

根が十分に広がるスペースがなくなると、栄養や水分の吸収がうまく進まず、結果として葉が垂れ下がることになります。

対処法

  1. 春か秋に、ひとまわり大きめの鉢に植え替える

1~2年に一度、春先に植え替えるのが理想です。

植え替えの際には根を適度に剪定し、水はけの良い清潔な土で植え替えます。

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金のなる木の葉が垂れ下がるときによくある原因④極端な暑さ・寒さ

寒さで傷んだ金のなる木

マイナス4度の寒さに当たってぶよぶよに傷んでしまった…。

金のなる木の生育適温は15°C~25°C適度で、極端な暑さや寒さを嫌います。

極端な暑さや寒さに晒されると根が水分を吸い上げる力も弱まり、葉がぐったり垂れ下がることがあります。

対処法

温度が10°C以下になる場合は、金のなる木を室内の暖かい場所に移動させましょう。

また、暖房の近くや窓際など、温度の変動が大きい場所は避けるようにします。

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金のなる木の葉が下向きに垂れ下がる原因は?対処法を解説【まとめ】

金のなる木の葉が下向きに垂れ下がる原因は多岐にわたりますが、室内で管理している場合は日光不足が主な原因です。

特に、窓から離れた壁際や部屋の隅に鉢を置いていると、高確率で徒長を起こします。

とはいえ、金のなる木は環境さえ整えれば放っておいてもどんどん育ってくれます。

今回紹介した対処法を実践し、健康な状態を保ち続けましょう。

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金のなる木
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