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ガジュマルの葉にツヤがないのはなぜ?原因と対処法を解説

寒さに当たって葉にツヤがないガジュマル ガジュマル

ガジュマルの葉っぱにツヤがない。。前は光沢があったのになぜ?

ガジュマルの葉は通常、深い緑色で光沢がありますが、葉にツヤがない場合は何らかのストレスを受けている可能性が高いです。

そこで今回は、ガジュマルの葉のツヤが失われる原因と、その対処法について詳しく解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ガジュマルの葉にツヤがない時の原因

ガジュマル

ガジュマルの葉にツヤがない場合に考えられる原因には、以下のようなものがあります。

水分不足

ガジュマルの葉にツヤがない最も一般的な原因は、水分不足です。

ただ、水分不足といっても単に水やりが足りないとは言い切れません。

何らかのストレスを受け、根が弱って水分が吸えなくなっている可能性もあります。

対処法

  • 土がカラカラに乾燥している場合は、たっぷりと水を与えて様子をみる
  • 土が5日以上湿りっぱなしなら根腐れを疑う
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空気の乾燥

温度計

室内の湿度が低いと、ガジュマルの葉は乾燥してツヤが失われます。湿度40%以下だと要注意です。

特に冬場は暖房の影響で湿度が下がりやすくなります。ガジュマルが好むのは湿度70%以上です。

対処法

  • 葉水を定期的に行うことで、葉の表面の湿度を保つことができる
  • 室内の湿度を50%以上に保つために、加湿器を使用するのも効果的
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光線不足

陶器鉢に植えられたガジュマル

日光不足が続くと枝ばかりが間延びし、葉の色ツヤも悪くなってくる

ガジュマルは耐陰性があるため室内でも育てられますが、あまりにも日当たりが悪いと徐々に株が弱ってしまいます。

光線不足は光合成の低下を引き起こし、栄養分が不足することで葉の健康状態が悪化します。

対処法

  • 室内なら南~東向きの窓際に置くのがベスト。基本はレースカーテンも不要
  • 光が不足している場合は、植物用のLEDライトを使用して補光することも検討
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害虫

ハダニ被害を受けた観葉植物

葉にツヤがなく、まばらに変色するなら害虫被害の可能性が高いです。

アブラムシやハダニなどの害虫が葉の表面を吸汁すると葉がダメージを受け、ツヤが失われます。

対処法

  • 葉の裏や茎の付け根に害虫がいないか定期的にチェック
  • 発見した場合は、数が少ないならピンセットや綿棒で取り除く。数が多いなら殺虫剤(おすすめはベニカネクストスプレー)を使用して駆除
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葉焼け

葉焼けで白くなったパキラの葉

ガジュマルの葉は強い直射日光に長時間さらされると、葉焼けを起こし、ツヤが失われることがあります。

特に夏の強い日差しは要注意です。

対処法

  • 夏場は直射日光を避け、明るいけれど直射日光の当たらない場所に移動
  • 窓際に置く場合は、レースカーテンを使用して日光を和らげることも検討
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極端な寒さ・暑さ

急激な温度変化や極端な温度条件は、ガジュマルの葉にストレスを与え、ツヤが失われる原因となります。

対処法

  • ガジュマルは18〜25度の範囲で最もよく育つ
  • 冬場の寒さや夏場の過剰な直射日光に注意し、室内の温度を安定させるよう心掛ける
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ガジュマルの葉にツヤがないときに確認すべき3つのポイント

切り戻し前のガジュマル

10度以下の寒さに当たっていなかったか?

室内であっても、冬の窓際は夜間から朝方にかけて想像以上に冷え込みます。

冬は夜になったら窓から1~2mほど離し、冷えから株を守りましょう。

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空気が乾燥し過ぎていなかったか?

温度計

人が快適に過ごせる湿度は40%~60%。ガジュマルが好むのは70%~。

ガジュマルは湿度の高い環境を好みますが、冬の室内はかなり乾燥します。

湿度計を置き、最低でも湿度40%はキープしましょう。理想は50%~60%ほど欲しいどころです。

害虫が付いていないか?

ハダニ被害を受けた植物

空気が乾燥する室内ではハダニやカイガラムシなどが湧きやすい。

葉の裏や茎の付け根に害虫や病変がないかを確認します。

害虫や病気が原因で葉のツヤが失われることがあるため、早期発見と対処が重要です。

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ガジュマルの葉にツヤがないのはなぜ?原因と対処法を解説【まとめ】

ガジュマルの葉にツヤがない場合、まずは水分管理、湿度管理、害虫・病気のチェックを行いましょう。

これらの基本的なケアを行うことで、多くの場合、ガジュマルの健康状態を改善し、美しいツヤのある葉を取り戻すことができます。

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ガジュマル
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