スイカペペの新芽が出てもすぐ枯れちゃう。。ちゃんと水やりしてるのに、なぜ?
スイカペペ(ペペロミア・アルギレイア)を育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
通常、新しい葉が株元から次々と出てくるスイカペペですが、新芽が枯れてしまう場合は早目の対処が必要なことが多いです。
この記事では、スイカペペの新芽が枯れる主な原因と、それに対する具体的な対処法を詳しく解説します。
スイカペペの新芽が枯れる原因
病害虫によるダメージ
スイカペペの新芽が枯れるときによくある原因が、病害虫によるダメージです。
特に、アブラムシやカイガラムシ、ハダニなどの害虫は柔らかい新芽を好みます。
害虫が新芽に取り付くと、養分が吸い取られるために成長が止まり、最終的に枯らされれてしまいます。
害虫が付いた時によくある症状と対処法
- 白い綿状のものがわく
- ベタベタする
- 蜘蛛の巣のようなものがわく
- 葉がまばらに変色する
上記のような症状がスイカペペに見られる場合、害虫が付いている可能性が高いです。
数が少ないなら手で取り除くのが手っ取り早いですが、被害が広範囲にわたっていたり、どの害虫か判断できない場合、
観葉植物に発生しやすい病害虫に効果を発揮してくれるベニカXネクストスプレーがおすすめです。
2年以上植え替えていない
2年以上植え替えないまま放置していると、鉢の中が根っこでいっぱいになって蒸れやすくなります。
鉢の中が蒸れると、根が十分な栄養や水分を吸収できず、根が傷んで新芽が枯れてしまう・出ないなどの症状が現われます。
土が団子状に固まると根が傷む
土は時間とともに粒が崩れ、カチコチに固まります。
すると根が蒸れやすくなり、傷むことで株自体を弱らせる原因にもなります。
土を更新するためにも、1年~2年に一度、春~初夏に植え替えを済ませておきましょう。
水やりのやりすぎ
スイカペペは湿度を好む一方で、過剰な水やりが原因で根腐れを起こしやすい植物でもあります。
土が乾燥しているからといって頻繁に水を与えすぎると、根腐れを起こして新芽が栄養を十分に吸収できずに枯れます。
水やりのタイミングは時期によって変える
- 春~秋:土がしっかり乾いたタイミングでたっぷりと水を与える
- 冬:土が乾いてさらに3日ほど経ってから、土の約1/3が湿るくらいの量の水を与える
一般的には、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本ですが、時期によっても適切なタイミングは異なります。
日照不足
スイカペペは少ない光でも育てられる観葉植物として知られますが、本来は明るい場所を好みます。
あまりにも日光が不足すると新芽の成長が鈍くなり、最終的には枯れることがあります。
室内なら南~東向きの窓際に置いて育てる
耐陰性があるとはいえ、窓から離れた壁際や部屋の隅に置いたままだと、ほぼ確実に株が弱ってしまいます。
室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想ですが、どうしても日当たりが確保できないなら、植物育成ライトを使うのも良いでしょう。
寒さ(10度以下)
冬場の寒さに当たると新芽がダメージを受け、枯れる原因となります。
また、急激な温度変化も植物にストレスを与え、健康を損なう原因です。
窓際に置いている場合は、夜になったら窓から1~2m離す
最低でも15度は保つようにしましょう。冬に窓際に置いている場合は、夜になったら窓から1~2m離すと冷え対策になります。
また、暖房やエアコンの風が直接スイカペペに当たらないように注意しましょう。
スイカペペの新芽が枯れる?原因と対処法を解説します【まとめ】
スイカペペの新芽が枯れる原因には、根詰まりや病害虫、水やりの過不足、日照不足、寒さなどが挙げられます。
これらの問題を早期に発見し、適切に対処することで、最悪の事態を避けることが可能です。
特に害虫が原因の場合、早目の対処が被害を最小限に抑える最大のポイントとなります。