モンステラの葉がまばらに変色してる。。これってもしかして、アザミウマ?
モンステラを長く育てていると、害虫被害に悩まされることも少なくありません。
なかでも一度付くと非常に厄介な害虫が「アザミウマ(スリップス)」です!
経験上、アザミウマは手で取り切ることはかなり難しく、放っておくと枯らされる可能性が高いんです。。
そこで今回は、モンステラにアザミウマがついた際のよくある症状、原因、そして効果的な駆除方法について詳しく解説します。
アザミウマ(スリップス)とは?
アザミウマは、約1mmほどの非常に小さな虫で、細長い体と細長い羽を持っています。
色は黒、黄色、茶色とさまざまで、肉眼での発見は難しいことが多いです。
放っておくと危険!
観葉植物の葉や花から汁を吸い取ることで生息し、放っておくと葉がまばらに変色します。
最悪の場合は枯らされるだけでなく、他の植物にまでダメージを与える恐れのある非常に厄介な害虫です。
アザミウマの感染原因は?
アザミウマは風や動物、人間を介して広がることが多く、特に外から室内に植物を持ち込む際に感染することが多いです。
また、他の感染した植物からも容易に移るため、複数の植物を密集して育てている環境では注意が必要です。
モンステラがアザミウマに感染したときの症状【画像あり】
モンステラがアザミウマに感染した際には、以下のような症状が見られます。
葉の変色
アザミウマが葉の汁を吸うことで、葉に白っぽい斑点や銀色の筋が現れることがあります。この変色は、葉の美しさを損なうだけでなく、植物の健康状態を示す重要なサインです。
葉の枯れ
アザミウマがモンステラの葉に長期間にわたってダメージを与えると、葉が枯れてしまうことがあります。特に新芽や若い葉が影響を受けやすく、これが進行すると植物全体の成長が阻害される可能性があります。
葉のねじれや変形
アザミウマによる吸汁の影響で、葉がねじれたり変形したりすることがあります。これにより、モンステラの特徴的な葉の美しさが損なわれ、全体的な見た目に影響を及ぼします。
モンステラに付いたアザミウマの駆除方法
アザミウマの駆除は早期に行うことが重要です。以下に、効果的な駆除方法をいくつか紹介します。
化学薬品による駆除方法
アザミウマの場合、残念ながら物理的に取り除いたところで駆除は難しいです。
放っておくとあっという間に増殖して植物を枯らされてしまうため、気付いた時点で殺虫剤の使用を検討してください。
- 殺虫剤: アザミウマに効果のある殺虫剤を使用することで、迅速に駆除することが可能です。ただし、モンステラはデリケートな植物であるため、使用する際には指示に従って慎重に行う必要があります。
おすすめは「ベニカネクストスプレー」
筆者のおすすめは、害虫と病気両方に効果を発揮する「ベニカネクストスプレー」です。
使い方は簡単で、容器を振って全体に吹きかけるだけ。
筆者はこれで、過去2回ほどアザミウマを駆除できました。
害虫と病気両方に効果を発揮しつつ、使用後もしばらく効果が持続するかなり優秀な商品なので、観葉植物を育てている方は1つ持っておくと安心です。
アザミウマの再発を防ぐ方法
アザミウマの再発を防ぐためには、以下のような予防対策を講じることが重要です。
- 隔離: 新しく購入した植物や、外から持ち込んだ植物は、まず他の植物から隔離し、アザミウマなどの害虫がいないかを確認しましょう。
- 定期的なチェック: モンステラを含む観葉植物を定期的にチェックし、早期にアザミウマの兆候を発見することが重要です。特に、葉の裏側や新芽など、虫が隠れやすい場所を重点的に確認しましょう。
モンステラにアザミウマ?よくある症状と駆除方法【まとめ】
モンステラにアザミウマが発生すると、葉の変色や枯れ、葉の変形など、植物の健康と美しさに深刻な影響を及ぼします。
早期発見と適切な駆除が、モンステラを健康に保つための鍵となります。