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ハイドロカルチャーのガジュマルは根腐れしやすい?原因と対処法

ハイドロカルチャーのガジュマル ガジュマル

ハイドロカルチャーは根腐れしやすいって聞いたけど、ガジュマルもそうなの?

土を使わないため室内でも清潔に管理できると人気のハイドロカルチャーですが、土に比べて根腐れしやすいというデメリットもあります。

そこで今回は、ハイドロカルチャーのガジュマルが根腐れする原因と、根腐れした時の症状と対処法について紹介します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ハイドロカルチャーのガジュマルが根腐れした時の症状

ハイドロカルチャーのガジュマル

葉のしおれ、変色、落下

葉が黄色くなったり、茶色くなったりします。これは、根が腐っているために水や栄養を十分に吸収できないためです。

幹が柔らかい

根の腐敗が幹まで拡がると、幹や枝がスカスカしたり柔らかくなってきます。ここまでくるとかなり根腐れが進んでいます。

かび臭い

鉢から悪臭がする場合、根が腐っている可能性があります。根腐れが進行すると、腐った根から特有の臭いが発生します。

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ハイドロカルチャーのガジュマルが根腐れしたときの対処法

葉が黄色くなったガジュマル

ハイドロカルチャーにしたガジュマルの根腐れが疑われる場合、放置しているとそのまま腐ってだめになってしまいます。

根腐れから救出するには、以下の手順で対処してみてください。

容器から取り出し、腐った根を取り除く

ガジュマルを容器から取り出し、根の状態を確認します。

健康な根は白くて硬いですが、腐った根は茶色く柔らかく脆いのですぐ分かるはずです。

新しいハイドロボールと水で植える

腐った根を切り取った後は、清潔なハイドロボールや培地を使用し、新しい水でガジュマルを再び植えます。

株を丈夫に育てたいなら、このタイミングで土に植え替えるのがおすすめです。

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明るく風通しの良い場所で発根を待つ

植え替え後は水を与え、明るく風通しの良い場所で新しい根が出るのを待ちましょう。

ハイドロカルチャーの場合は、容器の約1/4くらいまで水を足し、水位が底を付くまでは水やりは控えてください。

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ハイドロカルチャーでガジュマルを育てると根腐れしやすい理由

ハイドロカルチャーのガジュマル

ハイドロカルチャーでガジュマルを育てる際に、根腐れが発生しやすい理由はいくつかあります。

底穴のない容器

ハイドロカルチャーで使用される容器には底穴がないことが多く、水が溜まりやすいです。

そのため、根が常に湿った状態になりやすく、酸素不足が起こりやすくなります。

水位管理の難しさ

ハイドロカルチャーでは、水位を適切に管理することが非常に重要です。

しかし、水位が高すぎると根が常に水に浸かってしまい、酸素不足となって根腐れが発生しやすくなります。

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酸素供給の不足

土を使わないハイドロカルチャーでは、根が酸素を得る手段が限られます。

水中の酸素供給が不足すると、根は呼吸できずに腐敗してしまうリスクが高まります。

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ハイドロカルチャーのガジュマルが根腐れする原因

根腐れしたアグラオネマの処置

ハイドロカルチャーでガジュマルを育てる際に根腐れが発生する主な原因は以下の通りです。

過剰な水やり

ハイドロカルチャーでは、適切な水位を保つことが重要です。

水位が高すぎると、根が常に水に浸かり酸素不足となり、根腐れを引き起こします。

急激な水温変化

室内の温度変化が激しいと、ハイドロカルチャーの容器内の水温も急激に変化します。

水温が急激に下がったり上がったりすることで根にストレスを受け、根腐れを引き起こすことがあります。

特に夏場や冬場のエアコン使用時や温度変化の激しい窓際には注意が必要です。

1年以上植え替えていない

ハイドロカルチャーの場合、鉢底に穴が開いていないことが多く、そのため容器内に老廃物が蓄積します。

根腐れ防止剤を使用している場合でも、半年~1年に一度は内部の洗浄をおこなうのが理想です。

 

ハイドロカルチャーのガジュマルの根腐れ対策

ハイドロカルチャーの水やり方法

水やりは水位が底をついてから

ハイドロカルチャーでの水位管理は非常に重要です。また、水位の確認は定期的に行い、必要に応じて調整します。

水位は容器の1/4くらいまで

水位は根の先端が水に触れる程度に保ち、水が多すぎないように注意しましょう。

根が常に水に浸かっていると、高確率で根腐れを起こします。

1年ほど経ったら内部の洗浄・交換をする

ハイドロカルチャーの傷んだ根

1年ほど経ったら容器内の洗浄をおこないましょう。植え替えないままだと、半年~1年ほどで株が弱ってくることが多いです。

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ハイドロカルチャーのガジュマルは根腐れしやすい?原因と対処法【まとめ】

ハイドロカルチャーでガジュマルを育てる際には、根腐れのリスクを理解し、適切な管理を行うことが重要です。

過剰な水やりに注意し、適切な対処法を実践することで、ガジュマルを長く育てることができます。

とはいえ、ガジュマルを長く育て続けたいなら、良いタイミングで土に植え替えるのがおすすめです。

ガジュマル
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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