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ガジュマルの土が減る原因は?土が減った時の対処法も解説

受け皿に溜まった泥水 ガジュマル

ガジュマルの土がいつの間にか減ってしまった。。土を足した方が良いの?

ガジュマルを長く育てていると、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ガジュマルの土が減る原因と、その対処法について詳しく解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ガジュマルの土が減る原因は?

ガジュマル

ガジュマルの土が減る原因は様々ですが、主に以下の要因が考えられます。

水やりの際に鉢底から流れ出る

受け皿に溜まった泥水

土は水やりの度に鉢底から少しずつ流れてていきます。

特に強い水流を直接土に当てていると、土が底から流出しやすいです。

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成長した根に土が押し出される

ガジュマルは成長が早く、根が鉢内で広がると土を押し出してしまうことがあります。

特に鉢が小さい場合、根が非常に強健なガジュマルではこの現象が顕著です。

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風化と分解

手ですくい上げた土

土は時間と共に風化し、細かく分解されます。

特に有機質が多い土(腐葉土やピートモスなど)は、微生物によって分解されやすく、結果的に土の体積が減少します。

鉢の振動や移動、風雨によって減る

葉が全て落ちたガジュマル

鉢を頻繁に移動したりして振動が加わると、土が圧縮されて体積が減少します。

特に外で育てている場合、風や雨による振動も土の減少を招く原因となります。

 

土が減ったガジュマルを放置すべきでない理由

ガジュマル

土が減った状態を放置すると、以下のような問題が生じる可能性があります。

根が乾燥で傷む

土が減ると根が十分に土に埋もれず、空気に触れやすくなります。

これにより根が乾燥しやすくなり、株が弱ってしまう可能性があります。

養分が十分に吸えない

土が減少することで、ガジュマルが必要とする養分が不足することがあります。

特に有機質が豊富な土が減ると、栄養分が不十分となり成長が鈍化します。

水分保持の低下

土が減少すると水分保持能力も低下します。

水やりを頻繁に行わなければならず、ガジュマルがストレスを感じる原因となります。

倒れやすくなる

土が減ることでガジュマルが不安定になり、ぐらつきが生じやすいです。

土が減った状態のガジュマルは、見た目にも美しいとは言えません。

 

ガジュマルの土が減った時の対処法

室内向けの土を投入

ガジュマルの土が減った場合、以下の対処法を実践することで株へのダメージを防ぐことができます。

新しい土を追加する

ガジュマルの根鉢

減った土の部分に新しい土を追加して、ガジュマルの根が十分な養分と空間を得られるようにします。

その際、根が多く見えているなら根詰まりが疑われるため、ひとまわり大きめの鉢に植え替えるのが良いでしょう。

適切な水やり方法

水やりはコーヒーを淹れる時のように優しくゆっくりと行い、土が流れ出ないように注意しましょう。

また、土の表面が乾いたら水を与えるという基本を守り、過剰な水やりを避けることも重要です。

鉢の交換

ガジュマル

ガジュマルは1~2年に一度、植え替えで土を更新する必要があります。

いつまでも同じ鉢と同じ土に植えたままだと、鉢内で根が蒸れ根腐れを起こしやすいです。

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ガジュマルの土が減るのを防ぐ方法

鉢底ネットの役割

ガジュマルの土の減少を防ぐためには、日々の管理にも工夫が必要です。以下の点に注意しましょう。

鉢底ネットを使う

水やりの際に土が流れ出るのを防ぐために、鉢底に鉢底ネットを敷くことをおすすめします。

鉢底ネットを使うことで土の流出するのを防ぎ、長期間にわたって土の量を維持することができます。

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振動を避ける

矢作砂をマルチング材にしたリトープス

鉢を頻繁に移動させる際には慎重に扱い、振動を最小限に抑えることも大切です。

また、屋外の場合は風で土が飛散するのを防ぐため、土の表面にマルチング材(矢作砂や化粧石等)を詰めておくのも手です。

 

ガジュマルの土が減る原因は?土が減った時の対処法も解説【まとめ】

ガジュマルの土が減る原因は様々ですが、主に根の成長、水やりの影響、風化と分解、鉢の振動や移動が考えられます。

土が明らかに減った状態を放置していると、根が傷む原因にもなります。

新しい土の追加するか、春~秋なら植え替えを検討するのが良いでしょう。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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