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ガジュマルは暑さに強い?夏越しのポイント3つを解説!

都会にそびえ立つガジュマル ガジュマル

ガジュマルは、その独特の樹形と丈夫さから、室内外問わず育てやすい植物として人気です。

特に夏場の暑さに対する耐性が高く、上手に管理すれば日本の暑い夏も問題なく乗り越えられます。

今回はガジュマルが暑さに強い理由と、夏越しのポイントを3つに分けて解説します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ガジュマルが暑さに強い理由

ひめゆりの塔前のガジュマル

沖縄で見かけたガジュマルの大木

ガジュマルは熱帯地域に自生しているため、高温多湿の環境に適応しています。以下はガジュマルが暑さに強い理由です。

高温耐性

ガジュマルは30度を超えるような高温でも問題なく成長します。

むしろ、気温が高いと新芽の成長が促進され、より健康的な姿を見せることが多いです。

湿度への適応

熱帯地域では高い湿度が常態ですが、ガジュマルはそのような環境でも枯れることなく育ちます。

高湿度の中での水分保持能力が高く、根や葉が蒸散による水分ロスを最小限に抑えることができます。

強健な根系

ガジュマルの根は非常に強健で、地中深くまで広がり、安定して栄養と水分を吸収することができます。

多少の乾燥にも耐えられますし、過湿による根腐れのリスクも他の観葉植物より低いです。

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ガジュマルを夏越しさせるポイント3つ

葉が黄色くなったガジュマル

夏越しのポイント①水遣りは早朝か日暮れ後におこなう

水やりは朝か夕方に行うのがベストです。

昼間の暑い時間帯に水をやると、鉢内が蒸れて根が傷む恐れがあります。

ただし、常に土が湿った状態になると根腐れの原因となるので、土の表面が乾いたら水やりをするという基本を守りましょう。

夏越しのポイント②直射日光は避ける

ガジュマルは日光を好みますが、直射日光が強すぎると葉焼けを起こすことがあります。

夏は直射日光を避け、半日陰の場所に置くのが理想的です。特に午後の日差しは強いので気を付けましょう。

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夏越しのポイント③肥料は一旦ストップ

35度を超える時期は高温によって、根が熱によるストレスを受けやすくなります。

この状態で肥料を与えると、その吸収や処理にエネルギーが必要となり、植物に負担がかかることがあります。

 

屋外でガジュマルを夏越しさせる場合の注意点2つ

白い陶器鉢に植えられたガジュマル

夏場にガジュマルを屋外で管理する際には、以下の点に注意することが重要です。

土が湿った状態で直射日光に当てない

土が湿ったまま直射日光に当たると、水温が急上昇して根が煮え、根腐れの原因となります。

水やり後は日陰に移動させるか、早朝や夕方の涼しい時間帯に水やりを行いましょう。

熱くなった床に置かない

アスファルトやコンクリートのような熱を吸収しやすい床に直接鉢を置くと、鉢内の温度が上昇し根が煮えて傷みやすいです。

木製の台や草の上に置くなどして、鉢の温度が上がらないよう工夫しましょう。

 

ガジュマルは暑さに強い?夏越しのポイント3つを解説!【まとめ】

ガジュマルはその暑さに対する強さから、日本の夏でも元気に育つ観葉植物です。

適切な水やり、置き場所の工夫、定期的な葉水、そして屋外管理時の注意点を押さえて、ガジュマルを夏の暑さから守りましょう。

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ガジュマル
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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