鮮やかな緑色と育てやすさで人気のポトス。観葉植物の中でも特に育てやすく、室内のインテリアとしても重宝されています。
しかし、せっかく育てるならできるだけ長く楽しみたいものですよね。
そこで今回は、ポトスの寿命と寿命を縮める間違ったお手入れ方法について解説します。
ポトスの寿命は何年くらい?
環境が合えば20年以上生きることも
ポトスは適切な環境下であれば20年以上生きることができます。
室内でも育てやすいため、お手入れ次第で長く育て続けることが可能です。
一般的な観葉植物と比べても、ポトスの寿命はかなり長い部類に入ります。
管理を続ければ美しい葉を長く楽しめる
ポトスは観葉植物として育てられることが多く、花が咲くことは非常に稀です。
しかし、適切な管理を続けることで、美しい葉を年間を通して楽しむことができます。
特に、環境が整えば葉が生き生きと育ち、部屋の中を明るく彩ってくれます。
ポトスの寿命を縮める!間違ったお手入れ3つ
間違ったお手入れ①土が完全に乾いてから水を与える
ポトスは適度な湿度を好むため、土が完全に乾いてからの水やりだと、根が乾燥しすぎて傷む恐れがあります。
特に成長が盛んな春~秋は、土の表面が乾いたくらいのタイミングで水を与えるのが理想です。
間違ったお手入れ②直射日光に当てる
ポトスは耐陰性が強いため、直射日光に当てると葉が茶色く焼けてしまいます。
特に夏場に屋外に置く場合、直射日光に晒さないようにしてください。
間違ったお手入れ③2年以上植え替えないまま放置
2年以上、同じ鉢と同じ土のまま放置していると、根が蒸れて弱りやすいです。
特に土は経年によって粒が崩れ、団子状に固まります。
ポトスは水はけの良い土を好むため、蒸れると根が傷みやすいです。
ポトスに関するよくある質問
植え替え時は根切りした方がいいの?
ポトスは1年~2年に1回ほど植え替えを行うと、根詰まりを防ぎ、健康に育て続けることができます。
植え替えの際には、古くなった根や傷んだ根を切るのが基本ですが、寒くなる直前の秋には根をいじらない方が無難です。
植え替えの適期は、回復力の高い春~初夏にかけての時期です。
地植えしても大丈夫?
ポトスは10度以下の寒さに弱いため、移動が可能な鉢植えで育てるのが基本です。
ただ、年間を通して気温が15度以下にならない地域では、地植えにすることも可能です。
肥料はあげた方がいい?
春~秋にかけては水で薄めた液体肥料を与えるとよく育ち、葉の色ツヤも良くなります。
ただし、以下のような場合は肥料をお休みしてください。
- 明らかに弱っている
- 気温が20度以下
- 植え替えや株分けから1か月経っていない
- 2年以上植え替えていない
- 十分な日光と風通しが得られない
ポトスの寿命は何年?寿命を縮める間違ったお手入れ3つ【まとめ】
ポトスは適切に管理すれば、20年以上生きることもありますが、間違ったお手入れは寿命を縮める原因となります。
今回の記事を参考に、ポトスの寿命を延ばして美しい葉を長く楽しんでくださいね。