モンステラの葉が黄色くなる症状に悩んでいませんか？
美しいグリーンの葉が特徴のモンステラがですが、黄色くなってしまうと、その魅力が半減してしまいます。
この記事では、モンステラの葉が黄色くなる原因と、その対処法について詳しく解説します。
モンステラの葉が黄色くなる原因
モンステラの葉が黄色くなる場合、以下のような原因が考えられます。
水やりの問題
土の表面が乾かないうちに水やりを繰り返した
モンステラは多湿を好む植物ですが、過剰な水やりは根腐れを引き起こし、葉が黄色くなる原因になります。特に、鉢底に水が溜まり続けると根が呼吸できなくなり、根腐れが進行します。
対処法：水やりは土の表面が乾いてから行うのが基本です。また、鉢底には必ず排水穴を設け、余分な水が溜まらないようにしましょう。水やりの頻度は季節や環境に応じて調整する必要があります。特に冬場は水やりを控えめにします。
水やりが足りなかった
逆に、水不足も葉が黄色くなる原因となります。モンステラは比較的耐乾性があるとはいえ、完全に乾燥させると生育不良を引き起こします。
対処法：定期的に土の乾燥具合をチェックし、必要に応じて水を与えます。水やりの際は、鉢底から水が流れ出るくらいしっかりと与え、その後は余分な水を捨てるようにします。
日光の問題
夏の直射日光に晒した
モンステラは半日陰を好む植物ですが、直射日光に長時間当てると葉が焼けて黄色くなることがあります。特に夏場の強い日差しには注意が必要です。
対処法：モンステラは明るい間接光を好むため、レースのカーテン越しの光や、室内の明るい場所に置くのが理想です。直射日光が当たる場合は、遮光ネットやブラインドを利用して光を調整します。
窓から離れた壁際や部屋の隅に置いていた
一方で、日光が不足すると光合成がうまく行われず、葉が黄色くなることもあります。特に、冬場の日照時間が短くなるとこの問題が顕著になります。
対処法：日光が不足している場合は、蛍光灯やLEDライトなどの人工照明を補助的に使用します。日照時間が短い季節には、照明時間を延ばして対応します。
栄養の問題
肥料不足
モンステラが健全に成長するためには、適切な栄養が必要です。肥料が不足すると、葉が黄色くなることがあります。特に、窒素不足は葉の黄化を引き起こしやすいです。
対処法：成長期（春から秋）には、定期的に液体肥料や固形肥料を与えます。特に窒素、リン、カリウムがバランスよく含まれた肥料を選ぶと良いでしょう。冬場は成長が鈍るため、肥料を控えめにします。
肥料のやりすぎ、冬に肥料を与えた
逆に、肥料を与えすぎると根が傷み、葉が黄色くなることもあります。特に、化学肥料の過剰使用は注意が必要です。
対処法：肥料は適量を守り、与えすぎないようにします。肥料の過剰を防ぐために、有機肥料を使用するのも一つの方法です。
温度の問題
10度以下の寒さに当てた
モンステラは熱帯植物であり、寒さに弱いです。温度が低すぎると葉が黄色くなることがあります。特に、冬場に屋外に置いたり、寒い部屋に置くと低温障害を受けやすいです。
対処法：冬場は最低でも10度以上の温度を保つようにします。寒い季節には、室内で育てるか、温室で管理するのが望ましいです。
真夏の屋外に放置
一方で、夏場の高温が原因で葉が黄色くなることもあります。特に、鉢内の温度が上がりすぎると根が傷みやすくなります。
対処法：夏場は直射日光を避け、風通しの良い場所に置くようにします。また、鉢を冷却するために、鉢カバーを使用するのも有効です。
2年以上植え替えないまま放置
モンステラの根が鉢の中で詰まってしまうと、水分や栄養を十分に吸収できず、葉が黄色くなることがあります。
対処法：1～2年に一度は植え替えを行い、根の成長を促します。植え替えの際には、根をほぐして新しい土を使用するようにしましょう。
モンステラの葉が黄色くなる原因別の対処法
ここからは、具体的な対処法を詳しく解説します。各原因に応じた対処法を実践し、モンステラの健康を保ちましょう。
水やりの調整
モンステラの水やりは季節や環境によって異なります。
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、その後は余分な水を捨てます。
冬場は水やりを控えめにし、土が完全に乾くまで待ちます。
日光の管理
モンステラは明るい間接光を好むため、直射日光を避けて明るい場所に置きます。
日光不足の場合は人工照明を使用し、日照時間を補います。
室内なら南～東向きの窓際に置くと元気に育ちます。
肥料のバランス
肥料は適量を守り、成長期には定期的に与えます。過剰な肥料は根を傷める原因となるため注意が必要です。
明らかに弱っていたり、2年以上植え替えていない、20度以下になる秋～冬は肥料は不要です。
温度管理
冬場は室内の温度を10度以上に保ち、寒さからモンステラを守ります。
夏場は直射日光を避け、風通しの良い場所に置くようにします。
その際、熱くなった床面に直接鉢を置くと、高温によって根が傷みいやすいので注意です。
植え替え
モンステラの根が詰まってしまった場合は、植え替えを行います。
1～2年に一度、春から夏にかけて植え替えを行い、根をほぐして新しい土を使用します。
モンステラに関するよくある質問
最後に、モンステラに関するよくある質問をまとめました。よかったら参考にされてくださいね。
モンステラの葉に斑点ができた場合の対処法は？
モンステラの葉に斑点ができる原因は、過剰な水やりや日光不足、病気・害虫被害などが考えられます。
過剰な水やりを避け、明るい場所に置き、病気が疑われる場合は専用の薬剤を使用します。
切れ込みの多いカッコいい葉を出すためには？
切れ込みの入ったワイルドな葉を出すためには、日光と風通しが不可欠です。
室内なら南～東向きの窓際に置き、成長期には定期的に肥料を与えてみましょう。
また、2年に1回は春に植え替えをおこない、根詰まりを防いで根を健康に保ちます。
モンステラの葉が黄色くなる原因と対処法を徹底解説！【まとめ】
モンステラの葉が黄色くなった場合、まずは落ち着いて原因を探ってみましょう。
- 寒さに当たっていなかったかな？
- 鉢底から根がはみ出て根詰まりしていないかな？
- 葉の裏や葉脈の溝、葉の付け根などに害虫は付いていないかな？など
適切な対処を早めに行えば、再び元気な葉を取り戻すことができますよ。
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