今回はガジュマルと虫に関するこういったお悩みにお答えします。
- ガジュマルの虫対策!簡単に出来て効果的な方法
- ガジュマルに付いた虫の駆除方法
ガジュマルに虫が湧く原因は?初心者でも簡単にできる虫対策!
ガジュマルに虫がわきにくくするためには以下3つのアイテムを使うのがおすすめです。
ガジュマルの虫対策①室内向けにブレンドされた土を使う
ガジュマルを室内に置いている場合、室内向けのブレンドされた「室内向け観葉・多肉の土」を使うのが断然おすすめです。
室内向けの土が虫対策におすすめな理由
- 堆肥や腐葉土などの有機物を含まないため圧倒的に虫が寄り付きにくい
- 水はけが抜群に良いので虫が繁殖しにくい環境を保ちやすい
通気性・排水性に優れるため虫が付きにくいことはもちろん、見た目も綺麗でガジュマルに適した土です。
ガジュマルの虫対策②植え替え時は「オルトランDX」を土に混ぜておく
害虫予防として効果を発揮してくれるのが「オルトランDX粒剤」です。
- 浸透移行性の殺虫成分を2種類配合
- 葉に付く害虫、土の中の害虫を同時に防除
- 土にばら撒くだけで植物が吸収。植物全体を害虫から守る予防的な効果が約1か月持続する
オルトランDXの使い方
使い方は簡単で土に混ぜるだけ。観葉植物1株に対して約1~2gのオルトランDXを混ぜ込みます。
植え替え時、根元があたる部分にオルトランDXを撒いておきます。
植え替え時期ではない秋~冬の場合、オルトランDXを土の表面に撒くだけでも構いません。(下写真)
ガジュマルの虫対策③肥料は殺虫効果も得られる「マグアンプD」
ガジュマルに肥料を与えるなら殺虫効果も同時に得られる「マグァンプD」がおすすめです。
マグアンプDがガジュマルにおすすめな理由
- 肥料やり、害虫の予防と退治が同時にできる
- 肥料効果と殺虫効果が約1か月持続
- においが少ないから室内でも快適に使用できる
- 付属スプーン付きで軽量も簡単
マグアンプDの使い方
使い方は簡単で、1株に対して付属のスプーンひとさじ(5g)を土の表面に撒くor植え替え時に土に混ぜ込むだけです。
ちなみに付属のスプーンは袋の裏に付いています。↓↓
ガジュマルに付きやすい虫とその駆除方法とは?
室内管理が中心のガジュマルに付きやすい害虫はハダニ、カイガラムシ、コバエなどです。
ガジュマルに付きやすい虫①カイガラムシ
暖かく乾燥する時期にどこからともなくやってくるのが「カイガラムシ」です。
カイガラムシは国内に約400種類が確認されており種類豊富。
1㎜程度の茶色っぽい粒々のものから、白い粉をまとったものまでさまざまです。
白い粉をまとった姿が特徴的な「コナカイガラムシ」 。
カイガラムシはガジュマルの葉や茎に寄生し、吸汁によって葉の色を変色させます。
また、吸汁被害を受けた部分は色が抜けたようになり光合成ができなくなります。
一見、ただの汚れのように見えますが、葉脈に沿うように付着した茶色い粒がカイガラムシです。(下写真)
足は退化しており、虫といえどもほとんど動かないことが多いのもカイガラムシの特徴のひとつ。
そのため、「単なる汚れ」と見落としてしまうことも多いです。また、カイガラムシの排泄物は糖分を多く含むためベタベタしています。
ガジュマルにカイガラムシが付いた時のサイン
- 葉や茎がベタベタする
- 葉や葉の付け根などに白い綿のようなものが付着する
- 葉の色が何となく悪い、まばらに変色している、等
葉がベタベタする原因はカイガラムシの糖分を含む排泄物。白い綿にみえるのはコナカイガラムシの特徴です。
葉脈に沿うようにして茶色い粒々が見える。これがカイガラムシ。
あわせて読みたい「虫嫌いでも大丈夫!虫が付きにくい観葉植物【4選】」
カイガラムシの駆除方法
- できるだけ早めに確実に取り除く
-
再発を繰り返すなら殺虫剤の使用を検討
葉の表や裏、葉の付け根などに茶色い粒のようなものや、白い粉のようなものが付着している場合、確実に取り除くことが大切です。
カイガラムシは早期に発見して取り除けば被害拡大を阻止できることが多いです。
濡らした綿棒や湿らせたティッシュ、ピンセットなどで確実に取り除きましょう。
カイガラムシは少ないうちに取り除けば殺虫剤を使わずに済むことが多い印象。
「数が多すぎて取り切れない」「触るのが気持ち悪い」「取っても取っても再発する」
このような場合、カイガラムシ専用の殺虫剤を使うのおすすめです。
すぐに効く成分と長く続く成分、2つの成分が配合されているため、今見えているカイガラムシと、散布後に発生したカイガラムシに効果を発揮します。
- 屋外に出す。眼鏡やマスクを着用。
- 植物から約30cm離した場所から噴射。
- まんべんなく均一にふりかかるように。一か所に集中してかけないよう注意。
ガジュマルに付きやすい虫②ハダニ
主にガジュマルの葉裏に寄生し蜘蛛の巣状のものを付着させます。
ハダニが付くと吸汁によって葉の色がまばらに変色したり、色が抜けたようになるのが特徴です。
吸汁被害を受けた箇所は白いかすり状の斑点になる。 ハダニは梅雨明けから夏にかけて発生しやすい害虫だよ。
ガジュマルにハダニが付いた時のサイン
- 葉の色が抜けたように変色する
- 葉が黄色や茶色になってしおれる
- 葉の裏や付け根などに蜘蛛の巣状のものがわく
ハダニは蜘蛛の仲間です。下写真はクワズイモという観葉植物の葉に湧いたハダニです。
よく見ると葉の表面に白っぽい蜘蛛の巣のようなものが付着していますね。さらに色もまばらに変色しています。
ハダニの駆除方法
- 数が少ないなら濡らした綿棒やティッシュで確実に拭き取る
- 取っても取っても再発する場合や数が多い場合は殺虫剤の使用を検討
ハダニを発見したらすぐに取り除きましょう。 放置していると被害がどんどん拡大し、最終的には枯らされてしまうこともあります。
湿らせたティッシュや綿棒などで確実に拭き取ってください。
ただ、取っても取っても再発する場合は殺虫剤の使用も検討しましょう。
こちらはハダニ退治に効果的な殺虫剤です。使い方の手順は以下の通りです。
- 屋外に出す。マスク、眼鏡等を着用
- 容器をよく振る
- 植物から約20cm離して植物全体に薬剤がかかるように均一にスプレーする
- 葉の表と裏、まんべんなく散布。かけ過ぎに注意
ガジュマルに付きやすい虫③スリップス(アザミウマ)
スリップス(アザミウマ)は黒っぽい小さな虫です。大きさは1mm程度。細長い形状をしていて葉の上を歩き回ります。
ガジュマルにスリップスが付いた時のサイン
発生しやすいのが夏場の高温乾燥時期。
- 葉の色がまばらに変色したり、新芽が変形した
- 葉がところどころ白っぽく色が抜ける
スリップスは一度付くととにかくしつこいです。手作業で取り切るのはかなり困難でしょう。
駆除方法
- 早期発見できればマスキングテープや綿棒などで早めに取り除く
-
被害が拡がっているなら殺虫剤の使用を検討する
観葉植物に生じやすい病害虫にオールマイティーに効果を発揮してくれるのがベニカXネクストスプレーです。
- まずは他の観葉植物に被害が拡がらないよう移動して隔離する
- 屋外に出す
- 容器をよく振りまんべんなくベニカXネクストスプレーを噴射
- 明るく風通しの良い場所で管理を続ける
☆★スプレーするだけでガジュマルに付いた害虫を素早く退治。アブラムシやハダニにも持続的な効果を発揮するおすすめ殺虫剤↓↓
ガジュマルにわきやすい虫④コバエ
ハエの中でもガジュマルをはじめとした観葉植物にわきやすいのが「キノコバエ」という小さなハエです。
体長は約1㎜で色は黒、網戸の網目をスルリと通り抜け、室内へと侵入し大量発生することもあります。
ガジュマルにコバエがわいた時のサイン
- すでに浮遊しているコバエをいくら潰しても何度もコバエが発生する
- 鉢のまわりや土の表面にコバエがたかっている
コバエの駆除方法
- 日当たり・風通しの良い場所へ移動する
- 腐葉土や堆肥を多く含む土に植えつけている場合は土を見直す➡虫が湧きにくい「室内向けの土」に入れ替える
- コバエ捕獲アイテムを使ってみる
コバエやその他の害虫、キノコやカビの発生を抑えたいなら、室内向けにブレンドされた「室内向け観葉・多肉の土」を使うのがおすすめです。
こちらの室内向けの土はコバエの原因となりやすい腐葉土や堆肥を含みません。
☆★時期的に土の入れ替えが難しい場合、土に挿しておくだけでコバエを捕獲してくれるアイテムが便利↓↓
ガジュマルに付いている虫が何か分からない…そんなときの対処法
このような場合の対処法は以下の3ステップです。
- まずは他の観葉植物に被害が拡がらないよう移動して隔離する
- 観葉植物用の殺虫剤を使う
- 可能であれば土も入れ替える
さまざまな病害虫に効果を発揮。水で薄めずそのままスプレーするだけの「ベニカスプレー」が便利!
観葉植物に付きがちなさまざまな病害虫に効果を発揮してくれるのが住友化学園芸 ベニカXネクストスプレーです。
水で薄めずそのままスプレーするだけで、即効性・持続性、治療効果・予防効果すべてに効果を発揮してくれるかなり機能的なアイテムです。
噴射の際は屋外へ移動。まんべんなく薬剤が散布できたら株全体をよく乾燥させてから室内に戻そう。
ガジュマルに虫が湧く原因は?初心者でも簡単にできる虫対策【まとめ】
- ガジュマルの虫対策に有効なのが「室内向けにブレンドされた土をチョイス」「事前の防虫(オルトランDX)」「肥料は殺虫効果のあるものを使う」ことの3つ
- ガジュマルに付いている虫が何か分からない…そんな時はベニカネクストスプレーがおすすめ
この記事で紹介した商品はこちら
☆★土に撒くだけで殺虫成分を根から吸収。一度の使用で虫予防効果が約1か月持続↓↓
☆★堆肥や腐葉土を含まないから室内でもコバエがわきにくい↓↓
☆★土の表面に撒くor土に混ぜ込むタイプの肥料「マグァンプD」。虫を予防&退治までしてくれる画期的な肥料↓↓
☆★時期的に土の入れ替えが難しい場合、土に挿しておくだけでコバエを捕獲してくれるアイテム↓↓
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