観葉植物を育てたいけど虫が超苦手。虫除け効果のあるアイテムを駆使して室内でも清潔に植物を楽しみたいけど…やり方が分からない!
今回は観葉植物を室内でも清潔に管理するためのこういった疑問にお答えします。
この記事を読めば、
- 観葉植物に虫を発生させたくないなら土が重要!虫除け効果のある神アイテム【3選】
- 観葉植物に虫が湧いたときの対処法
が分かるよ!
観葉植物に虫を発生させたくないなら土が重要!虫除け効果のある神アイテム【3選】
ここでは観葉植物に虫を発生させたくない!という方におすすめの虫除け効果のある神アイテムを3つご紹介します。
虫が苦手な人はまず土選びから。虫が付きにくい室内向けの土を選んで。次に害虫予防としてオルトランDX。肥料は殺虫効果を発揮してくれるマグァンプdがおすすめだよ。
観葉植物の虫除け対策!神アイテム①オルトランDX
害虫予防として効果的なのが「オルトランDX」です。こちらは害虫が出る前に使う予防のための薬剤になります。
使い方は簡単で土にさっと混ぜておくだけ。観葉植物1株に対して約1~2gのオルトランDXを入れます。
ボトルを上下に4~5回振ると、蓋を開けた受け口の空間にちょうど1~2gほど出てくるようになっているので、面倒な軽量は不要です。
植え替え時、根元があたる部分にオルトランDXを撒いておきます。
植え替え時期ではない秋~冬の場合は、オルトランDXを土の表面に撒くだけでも構いません。
独特の臭いが少しするので、気になる方は土に混ぜ込んでおく方法がいいでしょう。
水やりの度に殺虫成分が水に溶けて根から吸収されるよ。一度の使用で約1か月効果が持続。ただ、オルトランDXはあくまで予防のためのもの。すでに害虫が付いているなら殺虫剤を検討してね。
観葉植物の虫除け対策!神アイテム②室内向け観葉・多肉の土
観葉植物を室内で育てている場合、虫が付きにくい成分で配合された「室内向け観葉・多肉の土」を使うのがおすすめです。
こちらの室内向けの土はコバエの原因になりやすい腐葉土や堆肥(たいひ)を含みません。
そのため、虫やキノコ、カビが発生しにくいのが特徴です。室内でも清潔に観葉植物を育てられます。
観葉植物を植え付けている土に腐葉土や堆肥、ピートモスなどの有機物が多く含まれているとコバエがわきやすい傾向。
通気性・排水性に優れるため虫が付きにくいことはもちろん、観葉植物も育てやすい清潔な土です。
ベースは鹿沼土と赤玉土。乾いている時は白っぽいけど濡れると色が濃くなる。濡れている時と乾いている時の色の変化がはっきりしているから水やりのタイミングが分かりやすいのも特徴。
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あわせて読みたい「虫がわかない土のおすすめは?清潔に観葉植物を楽しむなら土選びが超重要」
観葉植物の虫除け対策!神アイテム③マグァンプd
肥料は土に混ぜ込むタイプの「マグァンプD」がおすすめ。(土の表面に撒いてもok)
「マグァンプD」は肥料やりと殺虫効果、害虫予防を同時にできる優れものです。
においが少ないから室内でも快適に使用できます。肥料効果と殺虫効果が約1か月持続しますよ。
観葉植物の場合、1株に対して付属のスプーンひとさじ(約5g)を土に混ぜるor撒くだけでok。とっても手軽に施肥&虫対策ができるよ!
ちなみに、マグァンプdは大きめのホームセンターでも置いていないことが多い…。筆者は土や鉢などと一緒にネットでまとめて購入しているよ。
あわせて読みたい「観葉植物好きなら必ず持っておくべき!優秀すぎる園芸アイテム【厳選】」
観葉植物に虫が付いたときの対処法
ひとことに害虫といってもさまざまですが、室内で管理している観葉植物に付きやすいのが「ハダニ」や「カイガラムシ」といった小さな虫です。
これらの害虫が観葉植物に付くと、吸汁によって樹液を吸い取られて葉をまばらに変色させます。
害虫による被害が拡がると最悪、枯らされてしまうことも…。さらに他の観葉植物にまで被害が拡大する恐れもあるんだ。
室内管理の観葉植物に付きやすい害虫はハダニやカイガラムシ
ハダニやカイガラムシなどの害虫が観葉植物に付くと、吸汁によって葉がまばらに変色します。
また、害虫が出す排泄物によって葉が汚され、触れるとベタベタとすることもあります。
害虫被害を受けると見た目が悪くなるだけでなく、吸汁によって変色した部分は光合成が出来なくなってしまうんだ。
観葉植物に付きやすい害虫①ハダニ
観葉植物に付きやすい害虫のひとつがハダニです。ハダニは蜘蛛の仲間で、観葉植物に付くと蜘蛛の巣のようなものを発生させます。
下写真は観葉植物の葉に発生したハダニです。
よく見ると、葉の表面に白っぽい蜘蛛の巣のようなものが付着しています。さらに、葉の色もまばらに変色しています。
ハダニが発生しやすいのは暖かく空気が乾燥した時期。つまり、観葉植物を室内で管理している場合は特に一年中発生する可能性があるんだ。
対処法:綿棒やティッシュで確実に拭き取る。数が多ければ殺虫剤の使用も検討して
ハダニを発見したらすぐに取り除きましょう。
放置していると被害がどんどん拡大し、最終的には株自体を弱らせ枯らされてしまうこともあるからです。
湿らせたティッシュや綿棒などで確実に拭き取ってください。ただ、取っても取っても再発する場合は殺虫剤の使用も検討しましょう。
こちらはハダニ退治に効果的な殺虫剤です。使い方の手順は以下の通りです。
- 屋外に出す。マスク、眼鏡等を着用
- 容器をよく振る
- 植物から約20cm離して植物全体に薬剤がかかるように均一にスプレーする
- 葉の表と裏、まんべんなく散布。かけ過ぎに注意
観葉植物に付きやすい害虫②カイガラムシ
観葉植物の葉がベタベタしていたり、葉に白い粉のようなものが付着している場合、カイガラムシの被害を受けている恐れがあります。
ベタベタの原因はカイガラムシの糖分を含む排泄物。白い粉はコナカイガラムシの特徴です。
カイガラムシといっても種類が非常に多い。茶色い粒々のものもあれば、白い粉のようなものをまとったものもいるよ(コナカイガラムシ)。
対処法:数が少ないうちに取り除くことが被害を最小限に抑えるコツ
葉の表や裏、葉の付け根などに茶色い粒のようなものや、白い粉のようなものが付着している場合、確実に取り除くことが大切です。
触りたくないからといって、霧吹きで水を吹きかけるくらいでは取り切れないこともあります。
カイガラムシは口針を植物に差し込み、足が退化していることが多いよ。虫とはいってもほとんど動かないことが多いんだ。
濡らした綿棒や湿らせたティッシュ、ピンセットなどで確実に取り除くことが必要です。
葉に残った汚れ、排泄物も拭き取るようにしてね。そのままにしておくとカビが発生し、病気の原因になることもあるよ。
「数が多すぎて取り切れない」「触るのが気持ち悪い」「取っても取っても再発する」
このような場合、カイガラムシ専用の殺虫剤を使うのおすすめです。
すぐに効く成分と長く続く成分、2つの成分が配合されているため、今見えているカイガラムシと、散布後に発生したカイガラムシに効果を発揮します。
効果は散布から約1か月持続します。
- 屋外に出す。眼鏡やマスクを着用。
- 植物から約30cm離した場所から噴射。
- まんべんなく均一にふりかかるように。一か所に集中してかけないよう注意。
観葉植物に付いている害虫が何か分からない場合の対処法は?
観葉植物に害虫が付いているみたいだけど何ていう虫が分からない…。でもとにかく虫らしきものが付いている…。
このような場合の対処法は以下の3ステップです。
- まずは他の観葉植物に被害が拡がらないよう移動して隔離する
- 観葉植物用の殺虫剤を使う
- 可能であれば土も入れ替える
さまざまな病害虫に効果を発揮。水で薄めずそのままスプレーするだけの「ベニカスプレー」
ハダニ、カイガラムシはもちろん、観葉植物に付きがちなさまざまな病害虫に効果を発揮してくれるのが住友化学園芸 ベニカXネクストスプレーです。
迷ったらこのスプレーを使っておけば安心!
水で薄めずそのままスプレーするだけで、即効性・持続性、治療効果・予防効果すべてに効果を発揮してくれます。
使用前は容器を上下によく振ること。
害虫は短期間で爆発的に増殖する。とにかく早目の対処が被害を最小限に抑えるポイントなんだね。
まとめ
- 観葉植物に虫を寄せ付けたくないときの神アイテムは「室内向けの土」「マグァンプd」「オルトランDX」この3つ
- 観葉植物に付きやすい害虫にはハダニやカイガラムシなどがある
- 見つけ次第できるだけ早めに取り除くことが被害を最小限に抑えるコツ
- 増えすぎたり取っても取っても再発する場合は殺虫剤の使用も検討
- 害虫や病気の種類が分からない場合はベニカXネクストスプレーを散布しておくのがおすすめ
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