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ゴムの木の水やり頻度は?タイミング、量は時期によって変えるべき

白い鉢に植えたゴムの木 その他の観葉植物

ゴムの木を育てているけど水やりの方法がイマイチ分からない…。たとえば夏と冬、同じタイミングで水やりしていいの?

今回はゴムの木の水やりに関する疑問にお答えします。

この記事を読めば、

  • ゴムの木の水やり方法【時期別で解説】
  • ゴムの木の水やりを楽してくれる便利なアイテム

が分かるよ!

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ゴムの木の水やり頻度は?タイミング、量は時期によって変えるべき

ゴムの木の鉢植え

ゴムの木の水やりの基本は「土が乾いてからたっぷりと与える」です。

しかし、時期によって水やりの量やタイミングを微妙に変える必要があります。今回は時期別でゴムの木の水やり方法を解説します。

ゴムの木の水やり

ゴムの木は熱帯地方が原産。日本の冬は寒さにより生育が鈍るんだ。

だから「生育が盛んな春から秋(生育期)」と「生育が鈍る冬(休眠期)」とでは、水やりの量やタイミングを微妙に変える必要があるよ。

ゴムの木の水やり(春~秋、最低気温15度以上が目安)

  • 土がしっかり乾いたタイミングで鉢底から水が流れ出てくるくらいたっぷりと水を与える

春から秋にかけてのゴムの木はとにかく生育旺盛。

この時期は根が水分を吸い上げる力も強いため、土が乾いたタイミングでたっぷりと水やりするのが基本です。

つやつやのゴムの木

土が乾かないうちに次から次へと水やりを繰り返すのは×。土が常に湿っていると根が腐りやすくなる。いわゆる「根腐れ」。根腐れしてからでは復活は難しい…。

ゴムの木の土が乾いたかどうかの確認方法、水切れのサインは?

  • 鉢を持ち上げて軽い(普段から水やり後の鉢の重さを把握しておくのがおすすめ)
  • 土の指を3cmほど差し込んで水気を感じない
  • 鉢底から見える土がしっかりと乾いている(ただし、鉢が大きい場合は鉢の中心部が湿っているため注意)、等

ゴムの木の生育がさかんな暖かい時期は肥料を与えるのもおすすめ。葉の色つやが良くなるよ。

 あわせて読みたい 「ゴムの木におすすめの肥料はコレ!使い方、注意点などをくわしく解説」

ゴムの木の水やり(秋~冬、最低気温15度以下が目安)

  • 土が乾いてさらに3~4日ほどしてから、常温の水を夜間を避けた暖かい時間帯に与える。水の量は土の半分程度が湿るくらい

冬場のゴムの木は低温により生育が鈍ります。それと同時に弱まるのが根が水分を吸い上げる力です。

暖かい時期に比べ、冬のゴムの木は水やり後の土が乾くまで時間がかかるようになるはずです。

つまり、暖かい時期と同じ間隔で水やりを続けた場合、鉢内が常に湿った状態となることで根腐れを起こしやすくなるのです。

斑入りゴムの木

生育期と休眠期を判断する目安は天気予報の最低気温。15度を下回るようになってきたら徐々に水やりの間隔を空けて乾かし気味にシフト。冬は水やりを控え目にすることで樹液濃度が高まり、寒さに備えられる。

夜間の水やりは根を冷やすため避けて。葉水も暖かい時間帯が◎

窓際に置いた観葉植物

冬の水やりは時間帯にも注意が必要です。夜間の水やりは避けた方が無難。

理由は朝晩の冷え込みです。夜間に水やりすると土が水分を含んだまま朝晩の冷え込みに晒されることとなります。

すると、鉢内に残っている水分が寒さに晒されることで急激に冷え、そのまま根を冷やしてしまいます。

すると、根がダメージを受けて冷えからの根腐れを引き起こすこともあるのです。

葉に霧吹きで水分を吹きかける「葉水(はみず)」も夜間は避けて。葉に付着した水分が朝晩に冷え込むことで、葉を傷めてしまうこともあるよ。

 あわせて読みたい 「ゴムの木の冬のお手入れ方法!冬越しのポイント3つとは?」

 

ゴムの木の水やり管理を楽してくれる便利なアイテムも

ゴムの木(アルテシマ)

とはいっても、土の乾き具合をいちいち確認するのは結構面倒。手が汚れるのも嫌だしなぁ…。

そんな方におすすめなのが「水やりチェッカー」だよ。

水やりチェッカーで水のやり忘れ、やり過ぎによる失敗を防ぐ

水やりチェッカー「サスティー」

「水やりのタイミングがイマイチつかめない…」「土の乾き具合をいちいち確認するのは面倒…」

このような方におすすめのアイテムが水やりチェッカーです。

サスティー   土の乾き具合が一目瞭然に。

土に差しておくだけで土の乾き具合を測定。最適な水やりのタイミングを色で知ることができます。

土の乾き具合が可視化されることでお手入れがグッと楽になることはもちろん、水やりによる失敗を防ぐことができます。

春~秋(最低気温が15度以上) チェッカーが白になったタイミングでたっぷりと水やりする
秋~冬(最低気温が15度以下) チェッカーが白になってさらに3,4日ほどしてから、常温の水を土の約1/2が湿るくらいに与える

 あわせて読みたい 「観葉植物好きなら必ず持っておくべき!優秀すぎる園芸アイテム【厳選】」

 

まとめ

  • 春~秋の水やり➡土が乾いたタイミングで鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やり
  • 秋~冬の水やり➡土が乾いてさらに3~4日ほど経ってから土の半分程度が湿るくらいに水やり

土が乾かないうちに水を与えるのは×。根腐れの原因になるよ。

あわせて読みたい「ゴムの木を大きくしたい時に押さえておくべき3つのポイント」

ゴムの木を育てている人におすすめの便利アイテムはこれ

☆★土に挿しておくだけで土の乾き具合を測定。最適な水やりのタイミングを色でお知らせしてくれる「水やりチェッカー」↓↓

☆★日当たりが確保できない場合、太陽光と似た光を発する「植物育成ledライト」を活用するのがおすすめ↓↓

 あわせて読みたい 「観葉植物の育成をサポート!失敗しない植物育成ライトの選び方とは?」

☆★コバエの原因となる堆肥を含まないから室内でも清潔にゴムの木が育てられる「室内向けの土」↓↓

あわせて読みたい「虫がわかない土のおすすめは?清潔に観葉植物を楽しむなら土選びが超重要」

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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