ハイドロカルチャーに白いものが付いている…。もしかして、カビ?
今回は「ハイドロカルチャーとカビ」についてくわしくご紹介します。
ハイドロカルチャーにカビが生えたときの症状と対処法
ハイドロカルチャーに付着した白い物質。これはカビとは限りません。
水道水に含まれるミネラル分が結晶化したものである可能性もあるからです。
ハイドロカルチャーに白く「ふわふわ」しているものが表れている場合はカビの可能性大
カビか水道水のミネラル分かを見分けるポイントは、「ふわふわしているかどうか?」ということです。
- 白くてふわふわしている⇒カビの可能性が高い
- 白くて粉のような物質、ふわふわしていない⇒水道水に含まれるミネラル分が結晶化してものである可能性が高い
カビの場合、室内にカビ胞子が飛散することで健康被害を招く恐れもあるよ。異臭を放つことも多いカビには早めの対処が必要。
ハイドロカルチャーにカビが生えたときの対処法
まずは屋外に出しカビ部分を取り除きましょう。その後、アルコール消毒液を吹きかけつつ使い古しの歯ブラシでこすり落とします。
この時、水を使うとカビが好む湿った環境を提供することになってしまうから注意。
洗浄、消毒後は直射日光に当て十分に乾燥させます。
カビは紫外線に弱いという特徴を持つため、屋外に出してしっかり強光に晒します。
ハイドロカルチャーに現れるふわふわしていない白い物質は、水道水に含まれるミネラル分である可能性大
ハイドロカルチャーの表面に現れる白い物質(上写真)。ふわふわしておらず、白い粉のように見えます。
実は、水道水が蒸発する際に結晶化したミネラル分(主にカルシウム)である可能性が高いです。
台所のシンクまわりが白っぽくなるのを見たことある?いわゆる「水垢」だよ。
ハイドロカルチャーに結晶化した水道水のミネラル分が付着した場合の対処法
ハイドロカルチャーの表面や容器内に生じた白い水垢。そのままにしておいても植物に大きな影響を与えることは基本的にありません。
しかし、気になる場合は定期的にブラシでこすり落とすのがよいでしょう。
ハイドロカルチャー用土は洗って何度でも使うことができます。
洗浄後は直射日光に当て、十分に水気を飛ばし乾燥させましょう。その後、袋に詰めて保管or再利用します。
ハイドロボールのくわしい再利用方法はこちらの記事を参考にしてみてね!
ハイドロカルチャーのカビ予防策
ハイドロカルチャーにカビが生えるのを予防するために押さえておくべきポイントは以下3つです。
ハイドロカルチャーのカビ予防方法①水やりは水位が底をついてから
水のやり過ぎは根腐れやカビの発生リスクを高めます。
ハイドロカルチャーの水やりは容器内の水位が底をついてから足すのが基本です。
ハイドロカルチャーのカビ予防方法②半年~1年に一度、内部の洗浄or交換
ハイドロカルチャーの場合、容器底に穴が空いていません。そのため、内部に汚れが蓄積します。
根腐れ、カビの発生を防ぐためにも、ハイドロカルチャーには約半年から一年に1度の植え替え(洗浄と交換)が必要です。
ハイドロカルチャーのカビ予防方法③明るく風通しの良い場所に置く
暖かく暗い風通しの悪い場所にハイドロカルチャーを置いている場合、カビが発生するリスクが高い環境といえます。
カビの弱点は風。湿気の多い環境でも風通しが良ければカビは一定の場所に定着できないのです。
活力剤はハイドロカルチャー専用のものを使うのがおすすめ
ハイドロカルチャーに活力剤を与える場合、できるだけハイドロカルチャー専用のものを使うのがおすすめです。
うすめずそのまま使えるハイドロ・水耕栽培専用「キュート」
優れたミネラルバランス効果によって水耕栽培、ハイドロカルチャー植物の色つやを良くしてくれます。
使い方は簡単。水200mlに対してボトル脇に表示された目盛り1つ分を与えるだけです。
春~秋の暖かい時期に使うのがおすすめ。水で薄めずそのまま株元に「キュー」っとひと押しするだけ。手軽で手も汚れないよ。
ハイドロカルチャーにカビ?白い物質の正体とカビの対処法・予防策【まとめ】
- ハイドロカルチャーに付着した白い物質はカビまたは水垢である場合が多い
- 白くふわふわしているならカビの可能性が高い
- 白くて粉っぽい、ふわふわしていない物質なら水垢の可能性大
- カビの場合は早めに取り除き環境の見直しをする
表面が白く汚れていると「白カビ?」と思いがち。でも、水道水が原因の水垢である場合も多いんだね。
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