観葉植物の葉っぱの色が悪い。。もしかしてハダニ?拭き取っても良くなる気配はないし、一体どうすればいいの?
こういったお悩みにお答えします。
この記事を読めば、
- 観葉植物がハダニ被害を受けた場合の症状
- 観葉植物に付いたハダニを放置しているとどうなるのか
- 観葉植物に付いたハダニの駆除方法
が分かるよ!
観葉植物にハダニ?実際の画像とともに駆除方法を解説!
観葉植物にハダニが付いた場合、以下のような症状が現れます。
ハダニの仲間は約70種類といわれているよ。感染症状は植物の種類やハダニの種類によって異なるけど、一般的な症状は以下のようなもの。
※虫が苦手な方へ。ここからはハダニの画像を掲載しています。できるだけ刺激の少ない画像を選んでいますが苦手な方はご注意ください。
観葉植物にハダニが付いたときの症状①葉の変色
ハダニに感染すると葉が黄色や褐色に変色することがあります。
ハダニは通常、葉の裏側から吸汁を行うため、葉の表面にこのような色抜け、まばら模様が現れるのです。(下画像)
ハダニは0.3mm程度の小さな害虫。葉裏に隠れて植物の汁を吸うことで栄養を得ているよ。
観葉植物にハダニが付いたときの症状②葉の乾燥、しおれ
ハダニは葉の細胞から汁を吸う吸汁をおこなう害虫です。
そのため、感染部分の葉は乾燥してしぼみます。重度の感染では、葉が落ちることもあります。
被害を受けた箇所は光合成ができなくなるため、被害箇所が拡がると株自体を枯らされてしまう恐れもあるのです。
観葉植物にハダニが付いたときの症状③蜘蛛の巣状の物質
ハダニは0.3~0.5mm程度の大きさの蜘蛛の仲間。
そのため、ハダニが付くと蜘蛛の巣状の物質を残すことがあり、これがハダニ感染を示すサインとなります。(下画像)
また、ハダニによる被害が進行すると植物の成長が遅くなることがあります。花の開花や新しい葉の出現が妨げられるのです。
これらの症状が観葉植物に現れた場合、ハダニが疑われるよ。被害を食い止めるためにはなんといっても「早期発見」「早期駆除」が重要!
観葉植物に付いたハダニを放置しているとどうなる?
観葉植物にハダニが付いてしまった場合、放置し続けていると以下のようなトラブルが発生する恐れがあります。
ハダニは観葉植物の見栄えを悪くするだけじゃないよ。放っておくと枯らされてしまうこともあるんだ。
観葉植物に付いたハダニを放置していると株自体を弱らされてしまう
ハダニによる攻撃が続くと、植物の成長が遅くなることがあります。
葉が損傷し光合成が阻害されるため、植物が健康に成長できなくなるのです。
ハダニによるダメージが植物を弱体化させ、他のストレス要因に対する抵抗力を低下させます。
ハダニを放置し続けていると他の観葉植物へ被害が拡がることも…
ハダニは蜘蛛の仲間です。一定の数に達すると蜘蛛のように糸を出し、風にのって移動することができます。
そのため、ハダニに感染した観葉植物の近くに他の観葉植物を置いていると、いつの間にか被害が他の植物にまで拡がってしまう恐れがあるのです。
ハダニ被害が疑われる鉢は一旦、他の鉢から離そう。
観葉植物にハダニが現れた場合は、できるだけ早く対処することが重要。ハダニ駆除については次項でくわしく解説するよ!
観葉植物に付いたハダニの駆除方法を解説!
ハダニの駆除方法は感染の程度に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
数が少ない状態なら葉水や物理的に取り除くことで阻止できることもある。でも、数が増えすぎてしまった場合は殺虫剤を検討する必要もあるよ。
ハダニの数が少ない、初期段階の場合:水で洗浄
ハダニの数が少ない初期段階であれば、水で洗浄しハダニを取り除くことも可能です。
軽度の感染の場合、葉裏を洗い流すことでハダニの被害を食い止められるケースもあります。
洗浄後は葉を優しく拭いて水分を取り除いておきましょう。
数が少ないならマスキングテープで取り除くのも◎
ハダニの数が少ない場合はマスキングテープを使って取り除くのもおすすめです。
粘着力の強いテープだと葉を傷めてしまうため気を付けてください。
ハダニの数が多い、取っても再発する場合:殺虫剤の使用
取っても取っても再発する…そんな場合は殺虫剤の使用も検討しましょう。
こちらはハダニ退治に効果的な殺虫剤です。使い方の手順は以下の通りです。
- 屋外に出す。マスク、眼鏡等を着用
- 容器をよく振る
- 植物から約20cm離して植物全体に薬剤がかかるように均一にスプレーする
- 葉の表と裏、まんべんなく散布。かけ過ぎに注意
ハダニを防ぐためには日当たり、風通しの良い場所で管理することが大切。さらにこまめな葉水で乾燥させないこと。ハダニは水分が苦手という特徴があるよ。葉水しながら葉の状態を観察することで早期発見にもつながる。葉水するときは葉の裏面を中心に水分を吹きかけてね。
何の虫が分からない…でも何らかの病害虫が観葉植物に付いている場合は?
観葉植物に生じやすい病害虫にオールマイティーに効果を発揮してくれるのがベニカXネクストスプレーです。
- まずは他の観葉植物に被害が拡がらないよう移動して隔離する
- 屋外に出す
- 容器をよく振りまんべんなくベニカXネクストスプレーを噴射
- 明るく風通しの良い場所で管理を続ける
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観葉植物にハダニ?実際の画像とともに駆除方法【まとめ】
- 観葉植物にハダニが付いたときの主な症状は「葉の変色」「葉の乾燥、しおれ」「蜘蛛の巣状の物質の付着」などがある
- 観葉植物に付いたハダニを放置し続けていると株自体を枯らされてしまうこともある
- 最悪、他の観葉植物にまでハダニ被害が拡がってしまうこともある
- 観葉植物に付いたハダニはできるだけ早めに駆除することで被害を最小限に抑えられる
- 数が少ない早期なら水で洗い流すかマスキングテープで取り除く
- 数が多かったり取っても再発するなら殺虫剤の使用も検討する
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使用の際は屋外へ移動。葉が乾いたら室内に戻す。