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ベンジャミンの新芽が落ちる原因と対処法とは?

ベンジャミンの新芽 ベンジャミン

ベンジャミンの新芽がポロポロ落ちてしまう…。ちゃんと水やりして大事に育てていたはずなのになんで?

今回はベンジャミンに関するこういったお悩みにお答えします。

この記事を読めば、ベンジャミンの新芽が落ちる主な原因とその対処法が分かるよ!

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ベンジャミンの新芽が落ちる主な原因①日光不足

ベンジャミンの新芽

ベンジャミンは観葉植物の中でも特に日光を好む植物です。

そのため、あまりにも日当たりの悪い場所に置き続けていると新芽が落ちてしまうことがあります。

日光不足の状態では光合成が制限され、エネルギーを効率的に生成できなくなります。

日光不足が続くことで「生き残るためにエネルギーを多く消費する葉を減らす」➡「新芽や葉を落とす」となる場合があるんだね。

日光不足が原因で新芽が落ちるときの対処法

  • 室内であれば南~東向きの窓際に置く。基本はレースカーテン無しでok(強光で葉が茶色く焼けるようなら調節)。できるだけ明るく風通しの良い場所を選ぶ
  • 日当たりが確保しにくい場合は「植物育成LEDライト」を活用するのもよい

育成ライトを当てた多肉植物

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ベンジャミンの新芽が落ちる主な原因②環境の変化

完全に枯れたベンジャミン

ベンジャミンは元々熱帯地域に自生する植物です。本来は気温や湿度が一定で変化が少ない環境に適応しています。

そのため、四季がはっきりとしている日本の一般家庭内家庭内では、気温や湿度の変動が大きく葉を落としやすい傾向です。

植物は「変化」に弱い。特にベンジャミンは、不安定な気温と湿度に適応するのが苦手。葉数を調整するために新芽を落すことがあるんだね。

環境の変化によって新芽が落ちるときの対処法

  • 一年を通してできるだけ気温と湿度の変動が少ない場所に置くこと
  • 季節の変わり目は要注意。特に冬の夜は窓から1~2m離して冷え込みを防ぐ

窓際に置いた観葉植物

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ベンジャミンの新芽が落ちる主な原因③空気の乾燥

床に落ちたベンジャミンバロックの葉

ベンジャミンは空気が乾燥しすぎると新芽や葉がしおれて枯れ落ちてしまうことがあります。

新芽はまだまだ成長段階。特に水分を必要としているのです。乾燥した空気では葉からの水分蒸発が速くなります。

気温の目安 湿度の目安
ベンジャミンが好む環境の目安 20度~25度程度 70%~(最低でも50%は欲しい)
人間が好む環境の目安 18度~27度程度 40%~60%程度

新芽は未発達で水分を保持する能力が限られているよ。だから、空気が乾燥し過ぎると蒸散過多によって水分が失われ、新芽が枯れ落ちるリスクが高まりやすいんだね。

空気の乾燥によって新芽が落ちるときの対処法

  • こまめな葉水で空中湿度を保つ(ただし冬の夜の葉水は避ける。葉を冷やして傷めてしまう恐れがあるため)
  • 室内に湿度計を設置。特に冬の室内は乾燥しやすいため、最低でも40%~50%は保てるよう管理する(理想は約60%以上)

温度計

空気が乾燥しやすいのが秋~冬に。温湿度計は最低でも一つは設置しておこう。
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ベンジャミンの新芽が落ちる主な原因④病害虫

病害虫は柔らかい新芽に付きやすいです。

害虫がベンジャミンに付いている場合、食害によって新芽が傷つき、栄養を奪われる可能性があります。

害虫による食害によって新芽の成長が阻害され、葉が開く前に枯れ落ちてしまうことがあるのです。

葉がまばらに変色していたり、ベタベタしていたり、白い綿状のものが付いていたり、蜘蛛の巣状のものが付着していたりする場合は要注意。

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病害虫が原因で新芽が落ちるときの対処法

ベンジャミンについたコナカイガラムシ

白い綿のように見えるのは「コナカイガラムシ」という害虫。
  • まずは葉や枝をよく観察する。病害虫の疑いがある場合は他の観葉植物に被害が拡がらないよう場所を離しておく
  • ベタベタしている、葉がまばらに変色、白い綿状のものが湧く➡カイガラムシの可能性。綿棒やピンセットで早めに拭い取る
  • 蜘蛛の巣状のものが湧く、葉の色が悪い➡ハダニの可能性。綿棒などで確実に取り除く
  • 取っても取っても再発する➡殺虫剤の使用を検討する(くわしくは以下記事を参考に)
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ベンジャミンの新芽が落ちる原因と対処法【まとめ】

  • ベンジャミンの新芽が日光不足によって落ちる場合➡できるだけ明るく風通しの良い場所に置く。室内なら南~東向きの窓際。屋外なら直射日光の当たらない日陰~半日陰
  • ベンジャミンの新芽が環境の変化によって落ちる場合➡一年を通してできるだけ気温・日当たり・湿度などの変化が少ない場所に置く。冬は朝晩の冷え込みに注意。窓際に置いている場合は夜になったら窓から1~2m離す
  • ベンジャミンの新芽が空気の乾燥によって落ちる場合➡こまめな葉水で空中湿度を保つ。ただし冬の夜間は葉水を控える(葉が冷えて傷むことがあるため)
  • ベンジャミンの新芽が病害虫による被害で落ちる場合➡葉の裏や付け根、枝などをくまなくチェック。害虫の可能性がある場合は他の観葉植物から離す。その後、綿棒やピンセットなどで確実に取り除く。多すぎる場合は殺虫剤の使用も検討する

新芽が落ちるときはまず土をチェック。カラカラに乾いているならたっぷりと水を与えて様子を見よう。土が7日以上湿っている場合は要注意。根腐れの恐れがある。土が乾くまで水やりは控え、明るく風通しの良い場所に置いて見守って。

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ベンジャミンを育てている人におすすめのアイテム

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ポットフィート

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ベンジャミン
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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